奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

第52回もんべつ流氷まつり … 後

2014-02-15 05:19:46 | 北海道の旅日記(道東)



お祭りに欠かせないのは、会場に出店しているいろいろなお店を見てまわること。
大きなお祭りになると食べ物はもちろん、他にもいろいろなお店が出ています。

注目するのは海産物の即売コーナー。
こういうのはやはり港町ならではですね。

もんべつ流氷まつりはそこそこ有名なお祭りではありますが、
実は観光客はあまり多くはありません。
主に地元の方が楽しむ、観光ズレしていないお祭りなのです。

そこで売られている海産物ですから、お値段も観光地で見るものとはかなり違う。

毛蟹は1匹数百円からありますが、“ハネ品”というものもあります。
これは足が折れるなどして商品価値が下がったものですが、味はもちろん変わらない。

ビニール袋に数匹入って何と1,000円、4匹入りであれば1匹250円という安さ。
どうです、こんな安い毛蟹など見たことありますか?

これを見て私は子供の頃、おやつに毛蟹を1匹食べていたことを思い出しました。
毛蟹なんて、今でも子供のおやつくらいの値段なのか。

この他鉄砲汁用のカニの脚が大きな袋にドカンと入って1,000円だったり、
殻のまま焼かれた帆立が1枚200円だったりとか。

これ以上書いても仕方ないね、やめましょう。

山のものでも海のものでもそうですが、
札幌では高級な食べ物とされているものが産地ではえらく安い。

主に地元の方が楽しむ地元のお祭りの本当の楽しみとは、
実はこういう地元の産品を品定めするところにあるのではないか。

もんべつ流氷まつり、堪能しました。

終わり
コメント
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