道の駅「なかさつない」。
観光案内や飲食施設、売店などなかなか充実した道の駅です。
その一角に「ビーンズ邸」と「中札内村開拓記念館」がありますが、ご存知でしたか?
ということでまずは「ビーンズ邸」。
架空の“ビーンズ(豆畑拓男)氏”の邸宅を借りて十勝の豆を紹介している施設です。
十勝の農産物はいろいろありますが、豆もその代表ですからね。
簡単に言うと、画像にもある通り「豆資料館」です。
元の建物は旧馬鈴薯原々種農場で、移転・修復したもの。
展示内容は…。
いいんじゃないですか。
根気よく見れば、あるいは解説員がいたなら豆の勉強になります。
が、根気のない私には無理だ。
入館料は無料ですし、暇つぶしにはなるかな。
次は「中札内村開拓記念館」。
大正末期に建てられた開拓時代の農家の家屋を移築したもの。
パンフで見るとなかなか興味をそそる建物です。
開館時間は9:00~17:00、入館無料。
でもね、11:00から16:00までは蕎麦屋が併設されています。
併設じゃないよこれは、記念館の入口にまんま蕎麦屋の暖簾がかかっている。
見学だけでもお気軽にという案内があります。
が…お昼時の賑わっている蕎麦屋の暖簾をくぐり、
見学だけさせてくれという勇気は私にはなかった。
地元の小中学生のために郷土の歴史を伝える、
それが地域の郷土館の類の使命と信じる私にはこれは許せない。
ここは子供たちがふらっと来て見学できる施設ではない。
効率や採算性を考えるとテナント貸しもアリなのだろうが、やりすぎ。
ココが民間施設だというならまだしも、村が管理している公共の施設です。
残念。