奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

急行「天都」 … 後編

2010-07-13 04:29:00 | 渚滑線・名寄本線
遠軽では旭川からの急行「大雪1号」釧路行き2両を前に併結します。

ここからの編成は以下のとおりになります。

車両は全てキハ22(たまにキハ27も)で1両目と2両目は釧路行き「大雪1号」、
3両目は網走行、4両目は北見行きの「天都」。

9:40に出発した列車は生田原、留辺蘂と停車し、
網走地方の中心地・北見には10:58の到着。

ここで乗客は大量下車、車両も1両を切り離し先へと進んでいました。

私が乗っていたのはここまで。

急行「天都」は「大雪1号」とあわせて、
遠紋地区の各地から北見と網走へ人々を届ける役割を果たしていたのです。

帰りは北見発が18:07で終点の興部には20:46着。
渚滑線へは渚滑での接続が悪く、北見からの帰りには使えない列車でした。

なので私は乗った記憶がない…。

これは渚滑線だけではなく興部から分岐する興浜南線も同じで、
沿線から北見方面へ行く場合には興部で接続しますが帰りは接続していません。

そういうところがちょっと半端だな。

走り始めてから廃止になるまでずっと、
キハ22で紋別地方と北見・網走を結んでいた急行「天都」。
名寄本線の数少ない優等列車として貴重な存在でした。

私としてもよく利用しましたのでやはり忘れられない列車ですが、
帰りに乗ったことがないのは今思うとちょっと残念ですね。

おしまい
コメント
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