世界一健康長寿のニライの風来坊

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経済指標で現在の世界経済を概観・俯瞰する!

2007年02月20日 | Weblog

今日から明日にかけて日銀は金利について審議するが、利上げはしない、との予測であるが予断は許されない。金利政策は私達の生活を根底から揺るがすだけに眼が離せない。その金利を含め基礎的「経済指標」を理解する事は国内、国外の経済の動向を観る上で欠かせない。そこで基礎的諸経済指標を概観・俯瞰しておきたい。各種の経済指標のうちでもGDP(国内総生産)の伸び率(経済成長率)は現状を知るうえでの有効な手掛かりとなる。・・・

○「GDP(国内総生産)」・・・一定期間内の国内で生産された付加価値の総額。・・・

※<名目GDP>と<実質GDP>がある。

△「名目GDPの成長率」・・・物価上昇率を考慮しない伸び率で表面的な経済成長を示す数値。

△「実質GDPの成長率」・・・物価上昇分を差し引いた伸び率で経済成長の勢いを端的に示す数値。

◎「1人あたりGDP」・・・GDPをその国の人口で割った数字で示される。

※日本の場合は『GDP÷1億2千万人=45,059億ドル(2,005年)÷1億2千万人=4,505,900,000,000÷120,000,000人=45,090÷12=37575・・・で「3万7千5百75ドル」で日本円に換算(110円)すると<37,575×110=4,133,250>で413万3千250円、<約415万円>になり世界で第2位になる』

※かつては外国で働く日本人の稼いだ生産量も算出した指標「国民総生産」(GNP)が使われたが現在は国外を除いた<GDP>が「経済指標」として使われている。その他の主な「経済指標」は以下の通りである。・・・

●CPI(消費者物価指数)・・・消費者物価の伸び率を示す指標で<インフレ率>ともいう。マイナスになると「デフレ」になる。

●外貨準備高・・・貿易収支、経常収支が黒字になり直接投資による国外からの資金が流入すると外資が増加する。その外貨準備高は現在、「世界第2位」だが中国に抜かれ直近では「中国が第1位」である。

●経常収支・・・貿易・貿易外収支を算出し最終的収支状況を示したもの。

●貿易収支・・・外国との輸出入額の収支を示した数字。米国が巨額の赤字を出し逆に日本と中国が莫大な黒字を出している。

●失業率・・・一国の経済動向を示す重要な数値で雇用統計はその国の指標になる。米国は農業従事者を除いて算出している。

●住宅着工戸数・・・住宅は諸々の産業が関わり経済統計の参考になる。

●鉱工業生産指数・・・鉱業や工業セクターの生産指数の伸び率が<統計指数>となる。その数値の上下で、下がると「株価」が下落する要因となる。

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