世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

パレスチナとイスラエル 永遠の確執か?!

2006年04月04日 | Weblog
イスラム原理主義組織「ハマス」が1月の総選挙で第一党になった。ハニヤ首相率いる内閣が新発足した。アッバス議長の自治政府への協力も表明した。ところが蓋を開けて見ない事には、どうなるのか皆目、不明である。なにしろ歴史的ライバル 「イスラエル」の国 そのものを認めていない。あくまで武力闘争を前面に掲げて政策を強行しようとしている。・・・一方、永遠?のライバル!?対峙するイスラエルでは昨05年11月の選挙で「カディマ」が第一党になった。療養中のシャロン首相が結成した新党である。シャロン政策を継承する「パレスチナ分離策」を推進する事を表明している。その具体策が(シャロン首相は38年の占領に及ぶ)ガザ地区からの完全撤退であり実行した。その証左として「カディマ」はパレスチナとの国境線を明確にする「分離壁」を強固に構築している。「ハマス」の心臓部を強烈に刺激してまで強行している政策の意図は何だろうか。パレスチナ対イスラエルの歴史的対立は現代に至るまで綿々と続いている。直近のマスメディアや新聞でも眼が離せない論調を展開している。世界の耳目がタイ首相の近親の株問題、仏の暴動、イラン核問題等々・・・と今年も激しい世界の変動に左右される外政はたまた内政に翻弄される予感を体感してならない。政経・文化のグローバル化の目指す多様な側面の陰の暗部を払拭する努力を国家レベルで履行し光の明部を現出する事を期待する。・・・