地元大阪の同志と東京国会議員団との亀裂が露呈した。収拾がつかない現状では、到底、来る参院選に現状以上の議員の確保は不可能である。自民を断然、有利にするばかりである。橋下共同代表の神通力も効かなくなった。旗揚げ当初の勢いは最早ない。野党共闘も夢の又夢となった。今の様な纏まりのない野党では自公与党を長期政権にするばかりである。二大政党制も遠のいた。石原共同代表も議員辞職を仄めかしている。そういう現状では右傾化を益々助長する安倍総理の思う壺である。米議会でも安倍総理は「強固なナショナリスト」と警戒されている。かつてのバイアスが罹った＜愛国心＞とか＜国防軍＞とかが首をもたげてくる。知らぬ間に一億総動員で、かつての愛国心が復活し軍国の足音が聞こえてくる気配がする。野党は民主党や維新の会、みんなの党が今こそ先陣をきって他の野党をも巻き込んで共闘の実現に奮闘すべきである。