世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

直近の日本農業を理解する最重要キーワード(終)

2007年09月19日 | Weblog

WTOの行方、直近ではオーストラリアとのEPAの問題、それ

を日本政府が、どう解決するのか注視したい。日本農業の今後が

懸かっている深刻な問題だからである。国土が、農村が疲弊し、か

つての緑豊かな日本の自然が消滅しつつある。自由競争を手段と

する市場原理主義の負(影)の部分が増幅し諸に、とりわけ農村に

襲い掛かった。都市と地方の格差拡大が、その証左である。それ

は正しく日本の「国土そのもの」の死活の問題である。世界に例を

観ない四季折々の豊かな自然を永続させ担保するのが『豊かな農

村』の実現である。その為にこそ国家予算を地方に譲渡し地方独

自の自由な発想・アイデアで自己経営させる事である。国家でなけ

ればならないミニマムは保障し他は地方に任せるべきである。それ

が日本の国土を守り農村を豊かにする鍵となる。そこで農村の現

状を理解する前提となる基礎事項を纏め日本の農村理解の一助と

したい(1~3)。・・・

●WTO(世界貿易機関)・・・ウルグアイ・ラウンドの決着を受け

て、国際協定であったGATTを発展的に吸収して設立された国連

の関連機関の1つ。1995年設立。本部はスイスのジュネーブ。世

界貿易の自由化、およびサービス貿易や知的所有権等の貿易ル

ールの確立を進める。最高機関は2年に1回開かれる参加国の閣

僚会議で、この会議がない期間は一般理事会の下に物品やサー

ビス等の貿易に関する理事会や種々の委員会がある。また加盟国

間の貿易紛争に対し、当事国間の協議によらず、また全会一致で

なくても紛争処理機関(パネル)の設置(パネル報告に対し再審要

請ができる2審制)や対抗措置の発動が可能になるなど、紛争解

決手続きが自動化・迅速化され、ルールに基づく司法手続きへと整

備されてきた。2004年12月現在の加盟国・地域は148.中国は

2001年12月加盟。しかし、米国・日本・EUの主要国間の利害対

立や主要国主導の政策・組織運営のあり方に対する途上国の反発

など問題も多く、1999年12月、アメリカ・シアトルで開かれた閣僚

会議は新ラウンドの枠組全体をめぐって紛糾、会議は凍結され、さ

らに2003年9月、メキシコ・カンクンでの閣僚会議も決裂したが、

2004年7月ジュネーブでの一般理事会で新ラウンドの枠組み合

意に達し、交渉機関の最低1年延長などを決めた。             

                ・・・関 連 項 目(後日 掲載する)・・・

○農産物貿易     ○FTA  ○インターネット自由貿易圏  

○ウルグアイ・ラウンド農業合意        ○セーフガード  

○食料・農業・農村基本問題調査会      ○相互主義 

○世界食料サミット  ○多国間主義  ○二国間主義  

○TRIPS協定  ○木材貿易  ○ASEAN自由貿易圏  

○環太平洋経済圏構想  ○バーツ経済圏   ○米(コメ) 

○食料基本法  ○農業人口  ○農業生産法人  

○農業構造改善事業  ○オーガニック・オーガニックフード  

食の安全性

●中間産地直接支払い制度・・・耕作条件が不利な中間地域の農

業の継続を促すために、国や自治体が農業所得の一部を直接支

払う制度。特定農山村、半島、離島など「地域振興立法」が規定す

る地域のうち、1ヘクタール以上の農地が支払い対象となる。継続

的な農作業の維持を条件に、農地の傾斜度などに応じて支払い額

を決める。国土や環境保全などで農業が果す多面的機能を認めた

うえでその対価の一部を公的に負担する考え方に基づく。

{参考資料}:「百科事典マイペディア」より 

●http://plaza.rakuten.co.jp/nahatm/diary

●http://plaza.rakuten.co.jp/okinawanaha67/

●http://d.hatena.ne.jp/naha36/