世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

臨時国会 野党多数と安倍首相続投の意義と波紋!

2007年09月09日 | Weblog

レームラックを露呈した安倍政権! 果たして総理自身の続投

の意義は何か? 国民が一番、知りたがっている事である。それに

は一言も答えてはいない。私の基本路線は支持されている、と固

執する一点張りである。あの参院選の民意は何だったのか、政治

とカネ、年金記録不備問題、政策以外の不祥事のみが原因だった

のだろうか、そうではなかろう・・・。危機管理能力、非常時に対す

る決断力、党・閣内の指導力等々のリーダーシップの欠如、平たく

言えば<総理の資質>の問題が問われている。明日の臨時国会

には2つの事が焦点になる。野党多数、とりわけ民主党の大躍進

は何を意味するのか、それに連動する当面の難関、「テロ特措法」

の延長攻防と安倍首相の続投の意味は何なのか、の2点に収斂さ

れる。確かに安倍首相(政権)は外交的には日韓、日中の融和の

到来、APECの成果、日米、日豪、日ロ、地球温暖化の成果等に

指導力を発揮した。それは評価されてよい。但し最も肝心な足元の

国内では末期的症状を呈している。それにどういう対策で応えてい

くのか、国民の注視するところである。・・・今朝のテレビを視聴し

た。かつての大御所の安倍政権に対する援護があった。政界の重

鎮とマスコミの大家が揃って現安倍内閣の擁護を開陳していた事

が印象に残った。最もな意見でもあると拝聴した。ところが野党、と

りわけ民主党の援護・擁護者は出演していない。与野党の擁護者

の列席でフェアな意見が拝聴・視聴できる。一方的な開陳の感を招

かれなかった。違和感を覚えたのは某テレビに出演した与党議員

が民主党は「何でも反対」というワンパターンのフレーズ『何でも反

対』を連呼している事である。<民主党は何でも反対>?その意図

は何なのか、疑問が湧く。いやしくも野党第一党の民主党である。

無策の党が第一党に成れるはずはない。政策に共鳴したからこそ

第一党に成れたのである。それが民意である。その事を無視して

無策である様な発言、『民主党は何でも反対』の連呼は民意ではな

いし不用意な発言としか言えない。『何でも』の<何>の内実は何

なのか、逆に聴きたいくらいだ。・・・それはさて置き、「テロ特措

法」の延長問題に触れると某氏は6年前の9.11時の日本人の犠

牲者24人を忘れてはならない、それがテロ特措法延長の糸口であ

り意義なのだと開陳された。国連決議に連動する安保理決議第

1267号、第1269号、第1333号その他の安保理決議が、国際テロ

リズムの行為を非難し、国連加盟国に対しその防止等のために適

切な措置云々を根拠に挙げて民主党の反対を封じ込める発言をな

された。最も肝心な民主党の反対の理由は述べていない。視聴す

る国民に誤解を与えかねないと思った。インド洋上の給油(水)の

実態が、詳細が、分からずには反対せざるを得ない。その給油

(水)の為にその艦船はどこへ行き、どういう目的の為の何の行為

(戦闘行為なのか、人道支援なのか)をしたのか皆目、不明であ

る。政府・与党はその詳細な情報を開示していない。国家機密の範

疇で開示できるものと開示出来ないものとがあるらしい。それでは

そのギリギリの開示出来る事を提示したらよい。「何でも反対」と国

民に誤解を与えるような発言は控えてほしい、と一国民の立場で思

った。公正中立な立場で、そう言わざるを得ない。それが国民の心

情・民意である。世論調査でも延長反対が賛成を上回っている。そ

の民意を尊重すべきである。明日の臨時国会は政治とカネ、年

金、テロ特措法延長、都市と地方の格差問題、都市に偏在する法

人2法(法人住民税、法人事業税)、税源移譲による地方分権

等々、問題は山積している。今臨時国会ほど注目されている国会

はかつて無かった。与野党の真摯な論戦を期待する。・・・

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