世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

会計検査院の再三の勧告 官邸の釈明は通用しない!

2007年09月04日 | Weblog

どんな綿密な身体検査をしても、・・・”森羅万象、全てが分か

るという事にはならないですね”・・・。昨日3日の与謝野官房長官

の釈明である。既に3年前に会計検査院から勧告されていたし今

年5月にも再三、返納せよ、と督促までしている。その事を知らな

かったでは済まされない。身体検査が何だったのか、その質のあ

り方が問われる。報道されてからは国民でさえ知っている!  に

も、関わらず官邸が分からない? 遠藤農水相の辞任表明後の昨

日3日も<森羅万象、全て云々・・・>の官房長官の弁明が空しく

聞こえる。指導力、統治能力、危機管理能力の無さを自ら露呈し

た。詳細はマスコミ、新聞報道に譲るとして国民の側からしてみれ

ば叉か、を通り越して、もう、どうにも止まらない(農水相交代劇3

人目、4代目の若林環境相)、どうにもならない、末期症状を呈して

いて手の施しようが無い。そう諦めるしかない?! 唯一の救いは

即座に辞任、後任を即決した事である。・・・そういう日本の安倍政

権の現状から直裁に言える事は、衆院解散、総選挙で信を問うし

か残された道はない。現安倍政権の現状は、そう思えてならない。

頼りない。あの就任時の70パーセント余の支持率が嘘の様に思え

てならない低落ぶりである。温かい眼差しを向けるとすれば、重要

法案を含む80余本、成立させた功績は歴代内閣が為しえなかっ

た懸案である。それは評価してよいと思う。しかし結果的には確か

にそうなのだが17本という強行採決の結果でもある。一概には称

えられない(数の多数の帰結なのだから)。辞任は遠藤氏に留まら

ず坂本政務官、他数名の政治とカネの不正で自ら辞任、叉は修

正・訂正を申し出て受理されている。こうなると辞任と修正・訂正の

ラッシュである。もう諦めを通り越して政治不信が募るばかりであ

る。10日からの臨時国会は当初から波乱含みの荒れの国会が予

想される。内政、外交共に日本にとっては試練の時を迎える。国民

の政治離れを増幅しない手立てを講じないと元の木阿弥、無関心

層・無党派層が増加する。民意が反映されない政治家を生む土壌

が醸成される。それは民主主義の危機、破綻を意味する。そういう

だけは事態はどうしても避けたい。その為には政権交代しかない。

その賭けに国民が、どう審判を下すかに懸かっている。・・・

付記:仮に官邸に情報が届かなかった、としたならば官邸と閣内省

庁、党の連携がうまく機能していない証左である。縦割り行政の弊

害の露呈である。いやしくも会計検査院は遠藤氏の農業共済組合

の共済掛け金を国から不正に受給していた返納すべき未納金問

題を官邸に知らせるべきであった。あれ程、「政治とカネ」の問題が

取り沙汰されている事態に知らなかったでは国民は納得しない。閣

僚の資質としての身体検査の有効な方法を編み出し国民の負託

に応えるべきである。

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