ヴィタミン王国の米国。健康やウェルネスに賭ける情熱も並たいていではない。ヴィタミン開発がその証左である。肥満や超肥満に悩む先進国、米国の国威に賭けてもその解消に取り組まざるを得ない。ヴィタミンを初め次から次へと新栄養・健康素材を開発し世界に貢献しているが、お膝元の自国の病的肥満の解消にはほど遠い。内心忸怩たるものがあるに違いない。翻って沖縄県は健康長寿のギネスもので現在のところ名実共に世界一である。メンタル面の精神性はさておき食の分野からアプローチして見よう。定番のゴーヤーやモズク(フコイダン含有)パパイア、ナーベーラー(ヘチマ)、ヨモギ、ウコン等はさておき「沖縄おでん」に的を絞って分析してみよう。・・・”沖縄おでん”の素材はどうか。
●「豚足」(あしてぃびち=方言名)・・・ご存知<コラーゲン>の塊、油を殺いだ超痩身の定番で<蛋白源>でもある。
●「沖縄豆腐」・・・固めの畑の肉といわれ<タンパク源>である。
●「ちくわ」・・・<かまぼこ>の一種で魚肉の<蛋白源>である。
●「ハム・ソーセージ」・・・ハム=豚の塩漬け肉を燻煙したもの。ソーセージ=腸詰め。ひき肉に調味料・香辛料等を加えて練り合わせ牛・豚・羊等の腸に詰め燻煙・蒸し煮・乾燥などを行った肉の加工品で<蛋白源>である。
●「タマゴ」・・・完全食の蛋白源である。
■「コンニャク」・・・<食物繊維>の塊であり胃腸の大掃除屋で整腸作用がある。
▲「野菜類」・・・<ヴィタミン類>、<ミネラル類>、<食物繊維>等の含有。
▲「ダイコン」・・・<ヴィタミン類>、<ミネラル類>、<食物繊維>等の含有。
▲「コンブ」・・・<ミネラル類>、<ヴィタミン類>、<その他>含有。
◎「その他」・・・その他<プラスα>含有。『沖縄おでん』は手軽で「完全食」である。伝統食であり先人の生活の知恵の集積である。尚、付則すると「沖縄泡盛」をチビリチビリ嗜みながら血液の循環を良くし”おでん”を体中に浸透させる。カラオケを歌い複式呼吸で心身の癒しを高め精神の安定を図る。心も体も共に健康長寿の為に恰好の食素材である。