世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

政治信念・造反・民意無視・将来の希望的観測!?

2005年10月12日 | Weblog

政治信念信条と政策を掲げて選挙戦に臨み、有権者の審判を得た「民意」の元に候補者は当選し選良としての国会議員になった。”国会議員”という資格そのものの土台が”民意”であり、その上に国会活動は成り立つ。「郵政民営化」という錦の御旗の元に、その是非を問い700億円という血税を支出して賛否を問うた。一旦、議員の椅子を獲得したら土台の「民意」を反故にし、チラツキ始めた将来の上ランクを念頭に政治信念・信条を翻し大勢につく。もう、何をか言わんや!である。一方、政治家を志すには、それ相応の覚悟があって望むはずだ。赤貧を覚悟の上で除名処分をも念頭において政治信念を貫き通し初志貫徹するはずだ。造反したら”造反の大義”を貫き通し採決に初志を反映させるべきだ。それが「民意」を土台に当選した国会議員の使命であり真価だと思う。私利私欲、売名行為と揶揄されたり、そう思われても仕方がない事だと思う。その例は明暗を二分した。どちらが政治家として国民(有権者)は見るのか歴然としている。所属政党や派閥から脱却し自己の政治信念・信条に合う所属を一から出直して決めたらよい。その方が国民の眼からはスッキリする。筋が通っている。でも、結果論だが時代を読む先見の明を見誤った謗りは免れない。世界の大勢、日本の大勢、時代感覚の読みの鋭い感覚の持ち主でないと今後の政治家は務まらない。そう思う今回の直近の政治騒動劇(小泉劇場)の顛末である。