秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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青森-函館 新幹線開業後、5分短縮

2016-01-13 05:44:43 | 日記
 3月26日に北海道新幹線の新青森-新函館北斗が開業し、同区間が1時間で結ばれることとなる。これにより、東京-新函館北斗が最短4時間2分で結ばれることとなり、本州と道南が新幹線で行き来することができるようになる。

 新幹線開業により、青森-函館を結ぶ在来線の特急列車は廃止されることとなり、新幹線を利用しないと青函トンネルを通過することはできなくなる。

 新幹線が開業しても、青森-函館は5分程度しか時間短縮にはならないとみられる。青森-新青森-新函館北斗-函館の経路で新青森と新函館北斗で2回の乗り継ぎが必要となり、接続時間を含めると5分程度しか短縮にはならないという。

 新幹線は青函の中核都市の移動よりも遠方への移動時間を短縮することが重要である。青森-函館の時間短縮がわずかであるからといって、そう騒ぐほどのことではない。

 新幹線は遠方移動を重要視している。青森-函館は160キロ離れてはいるものの、そう遠方にあるとまではいえない。むしろ仙台や東京方面との移動を重視しているのである。

 青函の中核駅は昔の青函連絡船の名残もあり、駅舎が海沿いに位置している。このことから新幹線駅の設置には不適当であり、広域移動がしやすいことを重視し、どうしても郊外へ駅舎を建設することとなる。

 今後、新幹線が開業すれば、広域移動は今まで以上にしやすくなる。これを契機に観光振興や企業誘致、定住促進など取り組むべき課題を克服していくべきだ。

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