秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

一日一日を大切にし、暮らしや経済を活性化させることを1つの目的とする。

大型商業施設の進出で街を元気に

2019-11-10 04:47:19 | 日記
 現在、地方都市やへき地を中心に中心商店街ではにぎわいを失い、空洞化が進んでいる。人口が郊外へシフトししていることや人口減少が大きく影響している。さらに少子高齢化が進み、従来の購買力に陰りが見えている。

 地方都市を中心に百貨店の閉店が相次いでいる。この流れは止まらず、百貨店全体の合計売上高も右肩下がりとなっている。郊外型商業施設の出店やインターネット通販の台頭、専門店の増加などにより、百貨店や中心商店街では厳しい状況が続いている。

 街を元気にするには大型商業施設の進出も必要である。特に地方都市では絶大であり、新たな商業スポットとなり、人が集まり、モノを消費することとなり、ひいては地元にカネが落ちることとなり、経済の活性化につながることとなる。交流人口の拡大や地元雇用の創出、販売の促進、周辺の整備拡充により、一大商業区域が形成されることとなる。

 大型施設は1ヶ所でほぼ何でもそろい、あちこちに出向く必要はない。この結果、効率よく買物をすることができる。また、施設への長時間の滞在は飲食にもつながる可能性が高く、買物以外にもカネが落ちる原因となる。さらに映画館や病院、カルチャーセンターなど多様な施設が入居することで、幅広いサービスが提供されることで、さらに人が集まりやすくなる。

 大型商業施設の周辺へは商業施設が張り付くケースが多く、一大商業エリアとなり、人が集まることとなる。ただ、きちんとまちづくりに取り組まないと、クルマで訪れることによる道路の渋滞が激化する可能性がある。出入口を含む道路環境の整備をきちんとして、十分な駐車場を確保する必要がある。

 大型商業施設の進出で成功した事例としては、五所川原市のエルムの街ショッピングセンターがある。この周辺には商業施設や店舗が数多く進出し、スーパーも進出している。同市の商業地図をがらりと塗り替え、人が流れが飛躍的に変わった。市内だけではなく、市外や県外からも人がたくさん訪れ、特に土日祝にはにぎわいが増している。

 幹線道路が近くにあり、まとまった用地が必要ではあるものの、大型商業施設の整備、進出は街を元気にする数少ないチャンスでもある。

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