秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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今年の出生数が84万人台へ

2020-11-10 04:36:27 | 日記
 国の見通しによると、今年の出生数が84万人台となり、過去最少となる見通しとなった。最終的にはもう少し下がる可能性もあり、少子化が一段と進んでいることがうかがえる。

 国内の少子化の流れは止まらない。出生数の減少は顕著であり、今年の場合、さらに新型コロナウイルス感染症の流行により、拍車がかかることとなった。

 国は対策を打ってはいるものの、実効性が乏しく、今日に至っているのが現状である。福祉関連の予算において、子育てに係る予算は4%程度である。近年、大学の授業料の無償化や待機児童対策として、予算措置を講じることとなったが、少子化に歯止めはかからない。

 少子化の一因は高学歴化が進んでいることである。大学進学率は50%を超えている。大学の4割が定員割れを生じているのが現状である。また国は大学院重点化の方針により、大学院を増やしたことで、進学者は急増した。高学歴化は子供1人あたりの教育費が高くなり、家庭の子供の数は減少することとなった。現在、合計特殊出生率は1.4程度であり、ほぼ一定となっている。

 子育て支援策を打ち出し、家庭の負担感が軽減されるようでないと、今後さらに少子化は進む可能性が高い。この結果、労働力の不足により、外国人材の確保の必要性が高まるものとみられる。

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