秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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JR北海道は公的支援が必要

2019-11-20 04:48:29 | 日記
 北海道は面積の割には人口が少なく、人口密度が低い。札幌市周辺に人口が集まり、札幌圏に人口が集中する。

 JR北海道の全路線が赤字経営を強いられている。北海道の面積が広く、人口が点在していることが大きく影響している。札幌市の路線でさえ、全路線赤字である。地下鉄やバスとの競合もあり、マイカーの影響も大きい。

 JR北海道は営業路線の距離を縮小した上で、公的支援を受けながら、経営を存続させることが望ましい。北海道も日本の一部であることに変わりはなく、最低限の生活水準は維持される必要がある。

 JR北海道に対し、鉄道の経営改善を求めるとともに、国や自治体は路線維持のため、一定の負担をすることも必要だ。そうでないと、最悪、鉄路が存続できずに、廃線となり、バス路線に転換されてしまう。バスの場合、道路上であれば、走行できるという利点はあるものの、定時性では難があり、特に冬では遅れにつながることは確実である。

 JR北海道は近年、鉄道以外の事業収入にシフトさせているが、本業は鉄道事業であることに変わりはない。鉄道路線の維持は公共交通機関を守ることであり、ひいては道民の足を守ることである。

 JR北海道は経営が好調であるJR東日本と合併することも、1つの方法ではあるが、両社は別々の会社であり、簡単にはいかないものとみられる。

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