秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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衆議院の比例代表選挙区の統合を

2016-01-25 04:36:42 | 日記
 衆議院選挙は小選挙区比例代表並立制で実施されている。衆議院は任期4年で解散があり、世論を敏感に反映されやすいので、いつ選挙が実施されるかは不透明である。

 衆議院の比例区定数合計は180である。北海道 8、東北 14、北関東 20、南関東 22、東京 17、北陸信越 11、東海 21、近畿 29、中国 11、四国 6、九州 21 である。

 自民党はかつて中小政党に配慮し、比例代表区の180のうち、30を中小政党に優先して、配分するという方法を提案したことがあった。具体的にどのような方法を取るのか不明であるので、詳細は不明である。

 ここで提案がある。北関東、南関東、東京を1つの比例区に統合するのはどうだろうか。定数は59となり、これだと中小政党でも議席を確保しやすくなり、大政党は現行選挙区よりも議席が減少しやすくなる。制度が簡素でわかりやすい。

 北陸信越と東海を1つの比例区に統合するのはどうだろうか。定数は32となる。関東を統合した比例区よりも定数は少ないものの、中小政党が議席を確保しやすくなる。

 他には北海道と東北、中国と四国を統合するという方法もある。ブロックの数を増やす、あるいは1つのブロック区の定数を大きくすれば、それだけ中小政党が議席を獲得しやすくなる。

 比例代表制は民意を忠実に反映しやすい反面、政権が不安定になりやすい。比例代表制は小選挙区の弱点を補う制度であり、有効活用するべきだ。

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