秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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札幌ドームは経営で工夫を

2019-08-15 04:43:28 | 日記
 現在、札幌市にある公設民営である札幌ドームはほぼ順調に黒字を計上している。2019年3月期は赤字であったものの、ドーム内の整備を丁寧に進めた結果である。

 現在、プロ野球の北海道日本ハムファイターズが同ドームを本拠地として、日本ハムの主催試合の少なくとも半分以上は札幌ドームで開催されている。札幌ドームは人口200万人近くを有する札幌市にあるので、人が集まりやすい環境にあるといえる。

 札幌ドームにおける年間売上の半分を日本ハムが叩き出している。日本ハムは2023年には北広島市に本拠地を移転させる予定である。札幌ドームは23年度以降、赤字となる可能性が高く、このままでいくと、年間3億円の程度の赤字を計上することとなるという。

 札幌ドームの収容人員は4万人ほどであり、簡単には満員にはならない。運営会社である札幌ドームはドーム球場を2つに分け、2万人収容のスペースを2ヶ所設置することを検討しているという。現段階ではどのように設置するかは不明であるが、ぜひ実施することで、歌手のコンサートなどを実施することで、札幌ドームの稼働率を高め、黒字経営を続けてほしい。

 札幌ドームが赤字を続けるようだと、指定管理料の引き上げなど赤字補てんを市がすることとなるだろう。民間がきちんと経営努力をすることで、税金投入をできるだけ避けつつ、健全な経営を続けるべきだ。