六月に入ったものの、まだまだ五月晴れの余力が残る今日この頃。皆様は如何お過ごしでしょうか?権禰宜のIでございます。
さて皆様、日曜日の夜八時は何をしておいでですか?
私は専ら某公共放送の大河ドラマを視聴しております。昨年は徳川家定室・天璋院の一生を描いたドラマでしたが、今年は安土桃山時代に活躍した武将
直江山城守兼続(1560~1620)
を主人公としたドラマです。
直江山城守は会津の大名・上杉景勝に仕えた重臣で、太閤・秀吉より「天下を政治を任せられるほどの男だ」と評され、また秀吉死後に天下の最高実力者となった徳川家康に対して、毅然と立ち向かった人物です。その忠義心の篤さと、実力者に怯むことなく立ち向かった剛気さで、最も人気のある戦国武将の一人でもあります。
人気俳優のT夫木さんが主演を務めるこのドラマの題名は
↑です(この額は岡田宮の神門に掲げられているものです)。
天地人の意味はホームページでも紹介してありますが、
人は天より生まれ、地の恵みを受け、人の恩によって生きている
といった意味合いです。
直江山城守と当宮に直接の関係があるわけではありませんが、この三文字を見るとなにか親近感がわいてきます。
ところでこの山城守の兜の前立には、とある文字が書かれていた事で知られています。
これです。
愛(ラヴ)。 金小札浅葱糸威二枚胴具足 (上杉神社蔵)
・・・・・仁愛の精神の意味であるとか、愛染明王、愛宕権現の愛の字を模しているのだと考えられたりしています。また山城守は奥さんと大変仲が良かったらしいとのことで、ラヴそのままの意味だとも考える人もいます。
さて皆様、六月に入りました。六月と言えば、六月の花嫁(ジューンブライド)に思いを馳せる方も居られるのではないでしょうか?
当岡田宮にて授与致しております縁結びのお守りはこのようなものです。
真珠色をした品の良い感じのものです。
もちろん恋愛関係に限らず、人と人との良縁を結ぶのも縁結びです。
そんな天地人の精神である人との良縁結びを求めて、どうぞ岡田宮へお参りくださいませ。I権禰宜