八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

夏の足音

2009年06月15日 13時52分34秒 | 黒崎祇園祭

梅雨入りとなり天候が優れない日々が多くなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?ブログを更新する時は大抵快晴な場合が多い権禰宜のIです。

さて、昨日午後6時ごろより黒崎祇園太鼓打初が行われました。

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黒崎祇園については黒崎の夏の風物詩ということもあり、昨年もブログで始まりから終わりまで詳しく取り上げられているのですが、私は以前申した通り先月まで福岡のお宮に勤めおりましたので、黒崎祇園は初めてであります。

どうやらこの太鼓の打初から黒崎祇園の季節到来ということらしいです。

それにしても皆さんバチ捌きの上手なこと。

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↑法螺貝も吹きます。今にも武者の鬨(とき)の声が聞こえてくるかのようで気持も昂ります。

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↑小さい子もその体と同じくらいの大きさの太鼓を勢いよく打ちます。

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↑関ヶ原合戦の際の黒田長政隊の陣太鼓が元と言う事で勇壮、そしてどことなく悲壮な感じがします。

ほとんどの方が私より若いように見えましたが、あのバチ捌きには少し憧れてしまいますね。

これから黒崎の夏が始まる分けですが、私にとっても初めての黒崎祇園。いったいどのようなものだろうと今からワクワクしながら毎日を過ごすことになりそうです。

以上、まだまだ神事太鼓に慣れずに先輩方の頭を抱えさせるI権禰宜でした。