八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

子規忌

2014年09月19日 14時51分23秒 | 日々是神明奉仕

こんにちはO権禰宜です。

朝から涼しい風が吹いており、少し肌寒くすら感じます。

こういった時期には、体調管理をしっかりしなければいけません。

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私は朝からパソコンと向かい合って、書類作成をしていました。

一方Y権禰宜は

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事務作業を終えると

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龍笛の練習に取り組んでおりました。

そして、今日は正岡子規の命日である、子規忌でもありました。

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正岡子規は、明治を代表する偉大な文学者の一人ですが、NHKのドラマ「坂の上の雲」でも登場し、知名度も随分上がったように思います。

子規忌は、糸瓜(へちま)忌とも言われます。

「糸瓜咲いて痰のつまりし仏かな」

「痰一斗糸瓜の水も間にあはず」

「をとゝひのへちまの水も取らざりき」

この辞世の句にちなみその名がりあります。

35歳という若さで亡くなられましたが、今なおその35年は眩いほどの光を放っています。

子規が病床で詠んだ一首を紹介いたします。

「瓶にさす 藤のはなぶさ みじかければ たたみの上に とどかざりけり」

以上今日は子規忌について少し書いてみました。