八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

黒田家と岡田宮

2014年03月07日 14時49分31秒 | 黒崎・岡田宮ゆかりの人物

今日も微妙に寒い一日です。

こんにちは。禰宜です。

さて、昨日はひびしんホールにて「歴史探訪講座」が行われましたので、宮司とともに行って参りました。

お題は「黒崎宿について~春日神社と黒田二十四騎を中心に~」。

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いのちたび博物館の学芸員・守友隆先生が講師でした。

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講演では、黒田家と黒崎にまつわる最新の研究成果などをじっくりと御講話頂き、とても興味深く聴講させていただきました。

さてさて、神武東征ばかりが注目されがちな岡田神社ですが、古記録を調べてみると黒田家の崇敬も篤かったことが分かります。

当社の江戸時代後期の記録から、黒田家より奉納されたものをざっと御紹介すると・・・

明和5年(1768年)黒田継高、神額奉納(現存)

安永3年(1774年)黒田治之、石灯籠奉納

寛政3年(1791年)黒田斉隆、御幕奉納

文政2年(1819年)黒田斉清、狛犬奉納(現存)

嘉永4年(1851年)黒田斉溥、神額奉納

等々・・・他にも藩主の参拝や初穂料の奉納、さらには社殿の造営や修繕があったようです。

折りしも今年の大河ドラマは黒田如水が主役。

黒田家に縁の深い黒崎もこれを機会に町興しを・・・と行きたいところです。

禰宜