こども病院、全国と協力 県総合医療センター、協議会入り
2017年7月3日 (月)配信岐阜新聞
岐阜市野一色の県総合医療センターが本年度から、小児に高度で幅広い医療を提供する全国の「こども病院」でつくる日本小児総合医療施設協議会への参加を認められた。新棟が完成し、小児病床100床以上を備える加入要件を満たしたため。会員施設は全国に36あるが、県内では初。日頃からの情報交換や災害時の患者の相互受け入れなどが可能になる。
同センターは、県内唯一の総合周産期母子医療センターに指定され、県内最多の小児集中治療室(6床)も持つ。重症心身障害児の病棟や小児医療センターなどを備えた新棟が2015年度末に完成。16年度には新生児センターの改修が終わり、小児病床は14床増の112床となって加入要件をクリアした。
協議会では、会員施設の施設長、看護部長、薬剤部長、事務部長、臨床検査部長、ソーシャルワーカーらの各部会で情報を交換し、病院機能向上に役立てる。小児医療や経営の現状も調査し、診療報酬改定要望などに反映させる。広域的な災害が発生した際は、被災施設の重症患者を受け入れるなど応援し合う。
桑原尚志・小児医療センター長は「こども病院への仲間入りを機に、より一層安心してもらえる小児医療を提供したい」と話した。
2017年7月3日 (月)配信岐阜新聞
岐阜市野一色の県総合医療センターが本年度から、小児に高度で幅広い医療を提供する全国の「こども病院」でつくる日本小児総合医療施設協議会への参加を認められた。新棟が完成し、小児病床100床以上を備える加入要件を満たしたため。会員施設は全国に36あるが、県内では初。日頃からの情報交換や災害時の患者の相互受け入れなどが可能になる。
同センターは、県内唯一の総合周産期母子医療センターに指定され、県内最多の小児集中治療室(6床)も持つ。重症心身障害児の病棟や小児医療センターなどを備えた新棟が2015年度末に完成。16年度には新生児センターの改修が終わり、小児病床は14床増の112床となって加入要件をクリアした。
協議会では、会員施設の施設長、看護部長、薬剤部長、事務部長、臨床検査部長、ソーシャルワーカーらの各部会で情報を交換し、病院機能向上に役立てる。小児医療や経営の現状も調査し、診療報酬改定要望などに反映させる。広域的な災害が発生した際は、被災施設の重症患者を受け入れるなど応援し合う。
桑原尚志・小児医療センター長は「こども病院への仲間入りを機に、より一層安心してもらえる小児医療を提供したい」と話した。
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