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「健康懸念」「自己責任」 賛否分かれる飲酒、喫煙

2017年09月02日 00時07分36秒 | 行政
「健康懸念」「自己責任」 賛否分かれる飲酒、喫煙
2017年8月31日 (木)配信共同通信社

 成人年齢を18歳に引き下げた場合、飲酒や喫煙の禁止年齢も引き下げるかどうかは、健康被害への懸念から反対する意見と同時に「自己責任とすべきだ」と容認する考えもあり、賛否が分かれている。民法改正案などが臨時国会に提出されれば、論議を呼ぶこととなりそうだ。
 自民党の成人年齢見直しに関する特命委員会の議論は当初、「18歳を大人と定めるならば、飲酒、喫煙も自己責任で認めるべきだ」「強制的な制限は適当でない」と引き下げを容認する方向で進んでいた。
 しかし、終盤になって異論が噴出。2015年9月にまとめた提言では「健康被害の拡大を防ぐ必要がある」ことや非行防止の観点から、20歳未満を維持すべきだという意見と、成人年齢引き下げに合わせて18歳未満にすべきだという意見の双方を併記し、「民法改正時までに結論を得る」と先送りした。
 一方、日本医師会は15年9月に示した見解で「飲酒開始年齢が低いほどアルコール依存症になる確率が高くなり、アルコール依存は薬物依存につながるリスクがある」「喫煙はさまざまな疾病のリスクを増大させる」と指摘。禁止年齢の引き下げは「国民の健康の維持・増進という視点からも断じて容認できない」としていた。



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