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ヤフー異例の週休3日検討

2016年09月27日 00時28分33秒 | 
ヤフー異例の週休3日検討 全員対象、数年で実現狙う 多様化対応と人材確保
その他 2016年9月26日 (月)配信共同通信社

 ソフトバンクグループ傘下のIT大手ヤフーが、従業員の働き方の見直しを推し進めるため、全従業員約5800人を対象に週休3日制の導入を検討していることが24日、分かった。宮坂学(みやさか・まなぶ)社長が従業員らに方針を伝えた。働き方の多様化に対応し、優秀な人材を確保するのが狙いで、数年内の実現を目指す。ファーストリテイリングが転勤のない地域正社員に週休3日制を導入するなどの事例はあるが、大手企業が本社部門で働く正社員などに導入すれば極めて異例だ。
 政府は、長時間労働に代表される従来型の働き方の改革を重要テーマに掲げており、他企業にも影響を与えそうだ。休日を増やすと業務が回らなくなったり、人員増によるコストアップになったりする可能性がある。宮坂社長は共同通信のインタビューに応じ「労働時間と生産性の問題は重要な経営テーマで、課題はあるが、やっていきたい」と抱負を述べた。
 ヤフーは週休3日を目指す前段階として、週2日の休みの曜日を土日だけに限定せず、自由に選べる制度を導入する方針で、具体的な検討に入った。その後、数年以内に週休3日制に移行させたい考えだ。部署ごとに導入するなど段階的に進めていく。週休3日制導入時の給与の在り方は今後検討する。
 ヤフーは、平均年齢が35歳程度と比較的若いが、今後は家族の介護が必要となる社員の増加なども予想される。働き方に関わる人事制度の柔軟化は「介護離職」を防ぐ狙いもあり、注目を集めそうだ。IT企業の間では人材の争奪戦が起こっており、先進的な制度の導入で、優秀な人材を集める狙いもある。
 また、ヤフーは10月から通勤や勤務形態に新たな制度を導入する。遠方からの出勤を可能にできるように月上限15万円で新幹線通勤を認めるほか、会社に出勤せずに自宅などでの勤務を認める制度を月2日から5日に拡充し、多様な働き方を認めていく。

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