冬の一時金求め集会とスト 医労連、財政支援も要請
2020年11月6日 (金)配信共同通信社
医療従事者でつくる産業別労働組合「日本医労連」は5日、冬の一時金(賞与)の引き上げと、新型コロナウイルスの感染拡大で経営悪化した医療機関への財政支援を求め、全国で一斉に集会を実施した。傘下労組のうち東京都渋谷区の代々木病院などでは病院側が示した一時金の回答額を不服としストライキを行った。
医労連によると、同日午後3時時点の集計で、東京以外にも山形、埼玉、千葉、熊本の各県でストがあった。冬の一時金を巡るストは昨年も各地で実施している。
代々木病院では、一時金として月給の1カ月分に当たる金額を病院側が回答。前年よりも減っており、5日午前、看護師ら約80人が1時間のストを行った。
ストに参加した40代の女性看護師は取材に「新型コロナ対策で業務量が増え、感染への不安を抱えながら働いたのに手当が大幅減になるのは納得できない」と訴えた。
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