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尿酸値上昇を菊花ポリフェノール抑制

2015年10月12日 10時13分03秒 | 医療情報
尿酸値上昇を菊花ポリフェノール抑制

カネカ、成人男性対象試験で確認

化学工業日報2015年10月9日 (金)配信 一般内科疾患内分泌・代謝疾患その他

 カネカは、菊花ポリフェノールの摂取によって血中尿酸値を抑える研究成果を、日本橋循環器科クリニック院長の岩間義孝医師と共同でまとめた。成果をもとに機能性表示食品素材として開発を進める。

 尿酸値が高めの成人男性を対象に、プリン体を多く含む食事と同時に菊花ポリフェノールを含む食品と菊花ポリフェノールを含まない食品を摂取してもらい、尿酸値の上昇を比較するランダム化プラセボ対照クロスオーバー試験を実施した。その結果、とくに尿酸値が高めの成人男性が菊花ポリフェノール食を摂取した場合、プラセボ食群に比べ血中尿酸値の上昇が明らかに抑制された。尿酸値が高めの成人男性では、菊花ポリフェノールが食事による尿酸値上昇を有意に抑制することが明らかとなったとしている。

 カネカは、菊花ポリフェノールが尿酸の生成を抑制し排泄を促進するという2つの効果を持つことをこれまでの研究で明らかにしている。今回の研究成果に加え、より長期の連続摂取において尿酸値が低下していくかどうかを調べるなどして、同ポリフェノールの科学的エビデンスを明確にしていく。

 今回の研究は、国際的学術雑誌「NUTRAfoods(ニュートラフーズ)」に発表した。

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