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新型出生前診断:他の対象広げず 研究者ら団体方針

2016年02月25日 19時11分49秒 | 医療情報
新型出生前診断:他の対象広げず 研究者ら団体方針
臨床 2016年2月25日 (木)配信毎日新聞社

 妊婦の血液から胎児の染色体異常を高精度で判定する新型出生前診断(NIPT)で、臨床研究を実施する研究者らが参加する団体「NIPTコンソーシアム」は24日、検査対象をダウン症など現在の三つの病気にとどめ、他の病気に広げない方針を明らかにした。臨床研究の対象として現在認められているのは、ダウン症▽13トリソミー▽18トリソミー――の3疾患。【阿部周一】

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2 コメント

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松永正訓さんに聞く (ばあば)
2016-02-28 15:50:14
■「新型出生前診断」にひそむ「命の選別」という問題

「新型出生前診断というのは、これから赤ちゃんを産む人たちにとって非常にインパクトが大きい検査、スクリーニングです。途中からこの問題を避けて通れなくなりました」と松永さん。

「出生前診断には、光と影の部分があります。一概に悪いとはいえません。出生前診断によって、赤ちゃんが持っている病気が生まれる前にわかることがある。病気がわかれば、妊婦さんに大学病院へ入院してもらい、産科と小児外科の医師があらかじめスタンバイします。帝王切開で生まれた赤ちゃんをそのまま隣のオペ室で手術をすることができるのです」

しかし、一方で松永さんは「僕は、出生前診断で陽性判断が出た場合の選択的人工妊娠中絶について、否定的な考えを持っています」とも語る。現在、簡単に検査できるとして普及している新型出生前診断に疑問を抱く。「命の選別」につながりかねないからだ。

「新型出生前診断という言葉はかっこよく聞こえますが、言い換えれば『ダウン症中絶検査法』じゃないですか。ダウン症だったら中絶したいといって検査を受ける。それは、あまりにもつらいことです。その検査を受けて、あなたの子どもは90%以上の確率でダウン症ですといわれ、さらに羊水検査を受けて確定したら、ほぼ全員が中絶に進みます」

「しかし、人工妊娠中絶がどれだけ母親にとって苦痛をともなうものか、一般の人は知らなさすぎると思います。中絶は確実に母親の心と肉体を苦しめるものです。ダウン症の子どもを生まなという生き方も苦痛でしょう。自分の子どもを中絶して幸せになれるとは思えません」

松永さんは桂子さんに、出生前診断をどうとらえているのか、率直な疑問をぶつけたことがある。桂子さん自身も、朝陽くんが生まれてからなぜ検査を受けなかったのかと何度も聞かれたという。「受けない」というのが桂子さんの返事だった。知ったところで、朝陽くんの命を絶つ選択肢はないからだ。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/02/trisomy_n_5074329.html
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Unknown (Unknown)
2016-02-26 09:46:45
研究者の視点ではなく、
お母さんの視点での、議論がないので、よくないと思う
返信する

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