日々

穏やかな日々を

介護プラン業者に偏り…検査院「ケアマネ所属先と関連」

2016年03月28日 23時26分14秒 | 行政
介護プラン業者に偏り…検査院「ケアマネ所属先と関連」
2016年3月28日 (月)配信読売新聞

 介護保険で要介護者が利用する業者が、ケアプランを作成したケアマネジャーと利害関係のある業者に集中する傾向にあることが、会計検査院の調べでわかった。厚生労働省は、ケアプランに記載された介護業者が特定の業者に偏っていた場合、ケアマネ側への介護報酬を減額する制度を設けているが、検査院は25日、「機能していない」として、制度の見直しを求めた。

 厚労省によると、ケアマネの多くは介護支援事業所に所属しており、事業所の9割は介護業者に併設されているなど、特定の業者と関係が深い。ケアマネが要介護者に自身が所属する事業所の関連業者ばかり利用させる恐れもあり、厚労省は2006年、事業所が受け持つ要介護者の90%超が正当な理由なく同じ介護業者からサービスを受けた場合、事業所への介護報酬を減額する制度を設けた。

 検査院が、2013年にケアプランを作成した21都県の2230事業所を抽出調査したところ、4割近い803事業所は、受け持った要介護者の「90~70%超」に経営母体である業者の介護サービスを利用させていた。

 また、検査院が同じ業者への集中の割合が「90~80%超」だった306事業所に尋ねたところ、76事業所で、他の事業所と互いに担当する要介護者を紹介し合うなど、介護報酬が減額される90%を超えないように調整していたことも判明。

 このため、検査院は「公正なケアプランの作成という目的からみて、現行の減額制度は有効ではなく、むしろ(業者間で要介護者を融通し合うなど)弊害が生じている」と指摘。厚労省振興課は「見直しを検討したい」と話している。

  ◆ケアプラン =介護保険制度の専門職であるケアマネジャーが、介護が必要な高齢者から、健康状態や希望の暮らし方などを聞き、一人ひとりに作る介護の計画書。介護サービスの種類や量、サービスを提供する業者名が記載されている。


よく知るところへ紹介する、普通それが人情でしょう。
婆もよく知るところへ紹介してほしいよ、そんな、ケアマネさんであってほしいけど、
今はそうもいかないらしいよ、やだね~
利用者の気持ちはどうなるのでしょうか?


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 首相、残業制限を指示 働き... | トップ | 社員の健康支援、生産性向上…... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

行政」カテゴリの最新記事