花粉少ない離島、体験ツアー…「症状軽減も」
2017年1月20日 (金)配信読売新聞
スギやヒノキがほとんど自生していない長崎県平戸市の離島・的山大島で、花粉症に悩む人たちを対象にした「避粉地」体験ツアーが今年も3月に行われる。
地元住民でつくる主催者のNPO法人文化財匠塾平戸支部は、「症状が軽減するなどの効果が見られる人も多い。関心のある人は参加してほしい」と呼びかけている。
的山大島は周囲35キロ。農漁業が中心の島で、人口約1116人(1日現在)。同支部によると、島内では花粉を飛散させるスギ林が島全体の面積(約1550ヘクタール)の約1%(約15ヘクタール)にとどまる。本土から約15キロ離れており、本土やほかの離島からも花粉が飛来しにくいという。
花粉が少ないだけでなく、自然が豊かで空気がきれいな点も自慢だ。こうした環境を生かし、2008年からツアーを実施している。
9回目となる今回は、3月10~12日の2泊3日の日程で、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている神浦地区の町並みや棚田、玄界灘などの美しい風景を見学したり、地元で捕れた新鮮な魚の刺し身などを味わったりする。
過去のツアー参加者は、同支部のアンケート調査で「島に滞在中、自分が花粉症であることを忘れていた」「症状が軽くなった」「マスクを外しても大丈夫だった」といった感想を寄せているという。
同支部は「避粉地としてのPRを足がかりに島の良さを知ってもらい、移住先としての選択肢に加えてもらいたい」としている。
ツアー参加者の募集期間は30日~2月15日で、先着15人。費用は宿泊施設によって異なるが、2万円前後。問い合わせは同支部(0950・55・2487)へ。(津江秀晃)
2017年1月20日 (金)配信読売新聞
スギやヒノキがほとんど自生していない長崎県平戸市の離島・的山大島で、花粉症に悩む人たちを対象にした「避粉地」体験ツアーが今年も3月に行われる。
地元住民でつくる主催者のNPO法人文化財匠塾平戸支部は、「症状が軽減するなどの効果が見られる人も多い。関心のある人は参加してほしい」と呼びかけている。
的山大島は周囲35キロ。農漁業が中心の島で、人口約1116人(1日現在)。同支部によると、島内では花粉を飛散させるスギ林が島全体の面積(約1550ヘクタール)の約1%(約15ヘクタール)にとどまる。本土から約15キロ離れており、本土やほかの離島からも花粉が飛来しにくいという。
花粉が少ないだけでなく、自然が豊かで空気がきれいな点も自慢だ。こうした環境を生かし、2008年からツアーを実施している。
9回目となる今回は、3月10~12日の2泊3日の日程で、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている神浦地区の町並みや棚田、玄界灘などの美しい風景を見学したり、地元で捕れた新鮮な魚の刺し身などを味わったりする。
過去のツアー参加者は、同支部のアンケート調査で「島に滞在中、自分が花粉症であることを忘れていた」「症状が軽くなった」「マスクを外しても大丈夫だった」といった感想を寄せているという。
同支部は「避粉地としてのPRを足がかりに島の良さを知ってもらい、移住先としての選択肢に加えてもらいたい」としている。
ツアー参加者の募集期間は30日~2月15日で、先着15人。費用は宿泊施設によって異なるが、2万円前後。問い合わせは同支部(0950・55・2487)へ。(津江秀晃)
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