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山形市、山形大に重粒子線研究開発費を寄付 5年で総額5億円

2016年02月06日 21時19分02秒 | 行政
山形市、山形大に重粒子線研究開発費を寄付 5年で総額5億円

大学 2016年2月5日 (金)配信山形新聞

 山形市は3日、次世代型重粒子線がん治療装置の導入を目指す山形大医学部に、研究開発費用として1億円を寄付した。今回の分を含め、5年間で総額5億円を寄付する。

 佐藤孝弘市長が同日、山形市の山形大医学部を訪れ、同学部次世代型重粒子線治療装置研究開発室の嘉山孝正室長に目録を手渡した。佐藤市長は「重粒子線治療装置は(公約に掲げる)『健康医療先進都市』の長期ビジョンで中核となる重要な施設。山形のものづくり技術を活用してもらい、新産業やにぎわいの創出も期待したい」と述べた。

 嘉山室長は「計画に大きな遅れはなく、10月には着工できる。海外から医療面でのインカム(収入)が得られるようなモデルケースを構築したい」などと語った。

 重粒子線治療装置の整備費用は総額150億円と見込まれる。行政や民間からの寄付で約40億円を賄う必要があり、同大は支援を募っている。

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