遺伝子変異で発症率33倍に 「医療新世紀」
2018年11月13日 (火)配信共同通信社
乳がんの原因遺伝子BRCA1に変異がある人はない人に比べ、発症リスクが33倍と大幅に上昇することが分かったと、理化学研究所チームが発表した。日本人の患者と健康な人計1万8千人のデータ解析で算出した。
原因遺伝子は計11個知られ、うちBRCA2に変異があると発症リスクは16倍、PALB2では9倍との結果だった。原因遺伝子に変異があると発症年齢が5歳程度若く、卵巣がんにもなりやすいことが分かった。
乳がんは日本人女性のがんの中で最も多く、うち5~10%は11遺伝子のどれかが原因とされる。早期発見を目指し遺伝子検査が行われるが、正確なリスク判定に必要な日本人のデータが少ないことが課題だった。
2018年11月13日 (火)配信共同通信社
乳がんの原因遺伝子BRCA1に変異がある人はない人に比べ、発症リスクが33倍と大幅に上昇することが分かったと、理化学研究所チームが発表した。日本人の患者と健康な人計1万8千人のデータ解析で算出した。
原因遺伝子は計11個知られ、うちBRCA2に変異があると発症リスクは16倍、PALB2では9倍との結果だった。原因遺伝子に変異があると発症年齢が5歳程度若く、卵巣がんにもなりやすいことが分かった。
乳がんは日本人女性のがんの中で最も多く、うち5~10%は11遺伝子のどれかが原因とされる。早期発見を目指し遺伝子検査が行われるが、正確なリスク判定に必要な日本人のデータが少ないことが課題だった。
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