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入院患者、最少121万人 20年、コロナ受診控え影響

2022年07月03日 14時05分21秒 | 行政

入院患者、最少121万人 20年、コロナ受診控え影響

 2022年7月1日 (金)配信共同通信社
 

 2020年の入院患者数は1日当たり121万1300人(前回17年比10万1300人減)と推計され、現在の統計方法になった1984年以降で最少となったことが30日、厚生労働省の患者調査で分かった。同省担当者は「新型コロナウイルス流行による受診控えのほか、緊急ではない手術が見合わされたことなどが影響したとみられる」と分析している。

 患者調査は3年ごとに実施。今回は全国の病院や診療所、歯科診療所計約1万3千施設を対象に20年10月の特定の1日について入院や外来の患者数を調べ、全体の数を推計した。

 入院患者は65歳以上が90万4900人を占めた。外来患者は713万7500人(前回比5万3500人減)で、65歳以上は361万8800人だった。

 在宅医療を利用した患者は1日当たり17万3600人で、過去最多だった前回から6500人減った。減少は05年以来。同省担当者は「医療従事者のコロナ感染で診療体制を縮小したケースがあった」と説明している。

 人口10万人当たりの入院患者数を都道府県ごとにみると、高知1897人、鹿児島1810人、長崎1679人の順に多く、少ないのは神奈川654人、東京669人、愛知695人。

 外来患者では香川の6729人が最も多く、佐賀6599人、山形6353人が続いた。少ないのは沖縄4393人、石川4656人、千葉4829人の順だった。

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