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行ってみたい、旧公衆衛生院が歴史館に ゴシック調の名建築

2019年01月19日 11時50分48秒 | 地域
旧公衆衛生院が歴史館に ゴシック調の名建築
2019年1月16日 (水)配信共同通信社

 1938年に完成した旧公衆衛生院のゴシック調建築(東京都港区白金台)が昨年、区立郷土歴史館を中心とする複合施設「ゆかしの杜(もり)」に生まれ変わった。外観、内部ともによく保存され、歴史的建造物の魅力を身近に体験することができる。
 公衆衛生院は国立保健医療科学院(埼玉県和光市)の前身で、国民の保健衛生に関する調査研究や公衆衛生の普及活動を行っていた。建物は地上6階、地下1階。東大安田講堂などを手掛けた内田祥三(うちだ・よしかず)が設計し、米ロックフェラー財団の寄付によって建設された。
 港区が2009年に建物と敷地を取得し、耐震補強やバリアフリー化を実施。昨年4月にがん在宅緩和ケア支援センターや学童クラブなど、同11月に郷土歴史館が開館した。
 郷土歴史館は1~4階に入居する。石材を美しく組み合わせた吹き抜けの中央ホール、高級なしつらえの旧院長室、階段状になった340席の講堂などは建設当時と変わらぬ姿を保ち、堂々たる風格が印象深い。「まずは足を運んでほしい」(広報担当者)という狙いもあり、展示室以外は入場無料で写真撮影も一部を除き自由だ。
 文化の蓄積がある港区だけに、展示の方も楽しみにできそうだ。同館開館などを記念した特別展の第3期(今年1月5~27日)では、幕末の絵師狩野一信(かのう・かずのぶ)の制作過程にかかわる資料などを紹介しており、2月16日から5月26日までは「平成と港区展」を予定する。
 港区立郷土歴史館は地下鉄白金台駅から徒歩1分。休館日は毎月第3木曜、年末年始など。電話03(6450)2107。

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