筑波大、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」、切り替える脳細胞発見
大学 2015年10月23日 (金)配信読売新聞
夢を見やすい「レム睡眠」と、それ以外の「ノンレム睡眠」とを切り替えるスイッチ役の脳細胞をマウスの実験で発見したと、筑波大と理化学研究所のチームが発表した。
睡眠中は、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類の状態が交互に繰り返されているが、レム睡眠を経ないと眠りが十分に深くならない可能性があることも突き止めたという。
睡眠の質が脳の発達や記憶にどう影響するのかを解き明かす手がかりになると期待されている。22日の米科学誌サイエンスに論文が掲載される。
人間では睡眠の約15%がレム睡眠で、夢を見やすいほか、「いらない記憶を消す」「脳の成長を促す」などの役割があるとされているが、よく分かっていない。
研究チームは、マウスの脳幹という場所にある、特定の神経細胞群に着目。この細胞群の働きを活性化させるとマウスはレム睡眠をしなくなり、弱めるとレム睡眠が増えることを発見した。この細胞群が、睡眠状態を切り替えるスイッチになっていることが分かった。
大学 2015年10月23日 (金)配信読売新聞
夢を見やすい「レム睡眠」と、それ以外の「ノンレム睡眠」とを切り替えるスイッチ役の脳細胞をマウスの実験で発見したと、筑波大と理化学研究所のチームが発表した。
睡眠中は、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類の状態が交互に繰り返されているが、レム睡眠を経ないと眠りが十分に深くならない可能性があることも突き止めたという。
睡眠の質が脳の発達や記憶にどう影響するのかを解き明かす手がかりになると期待されている。22日の米科学誌サイエンスに論文が掲載される。
人間では睡眠の約15%がレム睡眠で、夢を見やすいほか、「いらない記憶を消す」「脳の成長を促す」などの役割があるとされているが、よく分かっていない。
研究チームは、マウスの脳幹という場所にある、特定の神経細胞群に着目。この細胞群の働きを活性化させるとマウスはレム睡眠をしなくなり、弱めるとレム睡眠が増えることを発見した。この細胞群が、睡眠状態を切り替えるスイッチになっていることが分かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます