(at work)東京消防庁:2 救急隊員 一刻争う処置、柔らかな応対で
その他 2016年2月12日 (金)配信朝日新聞
一刻を争う傷病者のもとに駆けつけて処置を行い、速やかに病院に運ぶ役割を担う救急隊員。東京消防庁では、一日に平均約2千回の救急出動がある。
新宿消防署・西新宿出張所の法貴(ほうき)恵里花さん(28)は、医師の指示で気管挿管など高度な措置を行える救急救命士の資格を持つ。英語圏にホームステイした経験があり、英語での対応も可能。昨春からは、3人一組の救急隊の隊長も当番で務める。
現場に向かう救急車内から、通報者らと連絡を取って情報を集め、応急手当てを指導しながら到着後の動きや搬送先をイメージ。現場では五感をフル活用して、意識や出血・嘔吐(おうと)の有無、顔色などを把握しながら処置にあたる。「必要な情報を早く集めて医師に伝え、適切な病院に一分一秒でも早く運べるかが勝負です」
当番の24時間、多い時は十数件の出動があり、ほぼ休まる時はない。朝から転戦が続き、夕食が夜中になることも。悲しい結果や疲労にも直面するが、命を救えた人から感謝された時、この上ないやりがいを感じる。
子どものころ母が階段から落ちた際、救急隊員が家族の不安も和らげてくれた姿に憧れ、この道を志した。だから「きびきび動きながらも、柔らかな物腰で接して、ご本人や家族の苦痛や不安を少しでも取り除くよう心がけています」。
その他 2016年2月12日 (金)配信朝日新聞
一刻を争う傷病者のもとに駆けつけて処置を行い、速やかに病院に運ぶ役割を担う救急隊員。東京消防庁では、一日に平均約2千回の救急出動がある。
新宿消防署・西新宿出張所の法貴(ほうき)恵里花さん(28)は、医師の指示で気管挿管など高度な措置を行える救急救命士の資格を持つ。英語圏にホームステイした経験があり、英語での対応も可能。昨春からは、3人一組の救急隊の隊長も当番で務める。
現場に向かう救急車内から、通報者らと連絡を取って情報を集め、応急手当てを指導しながら到着後の動きや搬送先をイメージ。現場では五感をフル活用して、意識や出血・嘔吐(おうと)の有無、顔色などを把握しながら処置にあたる。「必要な情報を早く集めて医師に伝え、適切な病院に一分一秒でも早く運べるかが勝負です」
当番の24時間、多い時は十数件の出動があり、ほぼ休まる時はない。朝から転戦が続き、夕食が夜中になることも。悲しい結果や疲労にも直面するが、命を救えた人から感謝された時、この上ないやりがいを感じる。
子どものころ母が階段から落ちた際、救急隊員が家族の不安も和らげてくれた姿に憧れ、この道を志した。だから「きびきび動きながらも、柔らかな物腰で接して、ご本人や家族の苦痛や不安を少しでも取り除くよう心がけています」。
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