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認知症支援 自ら要請…鳥取

2014年12月08日 00時21分58秒 | 
認知症支援 自ら要請…鳥取
読売新聞 2014年12月5日(金) 配信
 認知症の当事者が自ら政策提言を行う国内初の団体「日本認知症ワーキンググループ」の共同代表を務める藤田和子さん(53)(鳥取市)が2日、鳥取県庁を訪問した。

 平井知事に活動を報告、当事者が暮らしやすい環境づくりなどについて県に協力を要請した。

 藤田さんは、3人の娘を育てながら病院で看護師として働いていたが、45歳の時、アルツハイマー型の認知症と診断され退職。2010年に、支援団体「若年性認知症問題にとりくむ会『クローバー』」を設立した。今年10月、ワーキンググループを結成。国際会議でのスピーチなどを通して、認知症をとりまく現状を訴えたり、必要な対策について提案したりしてきた。

 「クローバー」のメンバーらと県庁を訪れた藤田さんは、「情報提供やカウンセリングを通して、その後の生き方について当事者と周囲の人が一緒に考えていく仕組みが必要」と強調。「当事者がいきいきと社会生活を送る姿を自ら発信することが、認知症への偏見を取り除くことにつながる」とした。

 平井知事は「認知症についてまず多くの人に知ってもらい、当事者が自信をもって暮らしていける地域をつくりたい」と話した。

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