高齢者らに接種開始 コロナ、多い人で6回目
2023年5月8日 (月)配信共同通信社
高齢者や基礎疾患がある人などを対象にした新型コロナウイルスワクチンの2023年度の接種が8日、東京都港区の会場で始まった。使用するのはオミクロン株対応の2価ワクチン。多い人で6回目の接種となる。
対象は65歳以上や、5歳以上で基礎疾患があるなど重症化リスクが高い人、医療・介護従事者。当面健康な12~64歳は、追加接種が打てなくなるが、9~12月には全年代が打てるようになり、高齢者らは年内に2回接種できる。9月から使うワクチンは今後早期に決める。
午前9時半過ぎに6回目となる接種を受けた同区の無職中島道夫(なかじま・みちお)さん(63)は「周りの人にうつしたくない。今日から5類だが今まで通りが一番安心。これまでと変わらずマスクはしようと思う」と話した。
政府は無料で打てる予防接種法の「特例臨時接種」を24年3月まで続ける。24年度以降は対象者から費用の一部徴収が可能な「定期接種」への切り替えも視野に検討を進める。
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