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大阪府の「野戦病院」構想

2021年09月06日 23時47分47秒 | ウイルス

看護師確保、設備に難題 医療難民の受け皿なるか 大阪府の「野戦病院」構想

 2021年9月6日 (月)配信共同通信社
 

 新型コロナウイルス第5波の影響で医療逼迫(ひっぱく)が続く大阪府の吉村洋文(よしむら・ひろふみ)知事が「野戦病院」と言われる大規模な臨時医療施設の整備を急いでいる。大阪市内の大型展示場「インテックス大阪」に千人分の病床を設け、軽症・中等症患者を中心に受け入れる構想で、医療難民の受け皿を狙う。吉村氏は9月中の開設を目指すが、看護師確保や生活設備の整備など、難題が立ちふさがる。

 ▽補完機能

 大阪では9月1日に初めて新規感染者数が3千人を超え、軽症・中等症病床は5日時点で、確保した約2770床の8割以上が埋まる。府は8月中旬から一時、宿泊療養の対象を40歳以上に限定。自宅療養者は約1万7千人に膨らんだ。

 新型コロナ対応の改正特別措置法は、医療機関が不足し医療の提供に支障が生じる場合に、知事の権限で臨時医療施設を開設できると規定。吉村氏は「自宅で亡くなったり、重症化したりするのを防ぐため、病院や宿泊施設の補完機能として走りだしたい」と意義を強調する。

 構想はまだ生煮えの段階だが、千床のうち200床は中等症向けに充てる一方、感染者の自主隔離場所として柔軟に利用できるようにすることも検討している。

 ▽ハードル

 ただネックとなるのは看護師の確保だ。施設運営の監修は大阪大病院が担うが、看護人材のめどは立っていない。現時点では必要人数も不透明で、吉村氏も「一番のハードルだ」と認めている。府看護協会の高橋弘枝(たかはし・ひろえ)会長は「野戦病院を設置するなら、少なくとも救急搬送まで持ちこたえられるだけの機材や人材が必要だ」と語った。

 元は展示場のため、トイレは共用で入浴設備もない。簡易シャワーを設置しても療養者が多くなれば使用が制約される恐れがある。パーティションなどで区切っても、物音でプライバシー確保も難しい。自由な外出は許されずストレスがたまりやすい状況で、ある府幹部は「若い人ほど嫌がるのではないか」と危ぶむ。

 NPO法人「災害人道医療支援会(HuMA)」の理事で、大阪市内の病院でコロナ対応に当たる夏川知輝(なつかわ・ともあき)医師は「災害時の避難所と同じで生活のための設備が不足するし、治安維持も難しい」と指摘。「宿泊療養施設を増やしたり、倒産した病院を借り上げたりして、生活のための設備が整った施設に医療従事者を派遣する形で活用するべきではないか」と話した。

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医療費加算巡り閣僚折衝 財務と厚労、コロナ特例

2021年09月06日 22時53分23秒 | ウイルス

医療費加算巡り閣僚折衝 財務と厚労、コロナ特例

 2021年9月6日 (月)配信共同通信社
 

 麻生太郎財務相と田村憲久厚生労働相は3日、新型コロナウイルス感染拡大を受けた診療報酬や介護報酬などの特例的な上乗せが9月末に期限を迎えるため、延長の是非について閣僚折衝した。打ち切りを主張する財務省と延長を要望する厚労省で意見が対立しており、結論は出なかった。

 特例は、新型コロナ患者を受け入れていない医療機関も感染対策に費用がかかっているとして導入された。4月から全患者を対象に外来診療1回当たり50円、入院で1日当たり100円を加算。6歳未満の子どもの外来診療では千円(歯科550円など)を加算している。

 介護や障害福祉のサービスを提供する事業所に支払われる報酬は、新型コロナ対策で0・05%を上乗せしている。

 報酬が上乗せされると患者らの負担も増える。政府は10月以降、子どもの外来診療の上乗せは半額にし、他は延長しないことを基本に感染状況を踏まえて検討するとしていた。

 厚労省によると、昨年度の概算医療費はコロナ感染を懸念する患者の受診控えなどで4年ぶりに減少。医療関係団体は経営悪化を訴える。一方、財務省は医療機関の経営状況は回復傾向にあり、支援はコロナに対応する医療機関に限定すべきだと主張している。

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今後できるだろうか?

2021年09月06日 12時11分40秒 | 行政

一日も、休むことなく、体力の続く限り、やってこられた、菅総理。

お疲れ様でした。

コロナ対策は、菅総理一人が、出来ることではないのです。情報は、菅総理が一人で考えたような、印象になっていますが、長年の政治の流れが、感染症対策の縮小、公務員人員の縮小再編、縦割り行政の無駄、財政課の判断行政で、かつ、議員のエゴ、党の駆け引き、派閥の駆け引き。

如何に今までの医療体制が、住民の思いを無視し、貧弱だったか。

まず、行政人も、政治家も、いままでが、住民から離れた、デスクだけの医療行政だったか、専門医のみ育て、重症度に分けた入院システム、医薬分業、等の医療体制づくりだったかを、しっかり、認識自覚し、

なぜ、ワクチンを、自国で作れなかったか?相当遅れた理由。

なぜ、PCR検査ができなかったか?

なぜ、入院ベッドが増やせなかったか?

地域のホームドクターや、ホーム病院では、ギリギリの体制で、一般患者以外は治療できない実態をもっと早く把握して、以前の結核病院のような、コロナ病床をプランして、はやはやに実施にむけ、努力する姿を、見せてほしかった。

隠された政治、開かれない政治、自己愛のみの政治家、信じられない議員のうそ、政治に期待できない実態が、今後できるだろうか?

あなたは、信じている政治家はいますか?

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解釈のジレンマ

2021年09月06日 11時35分59秒 | 

解釈のジレンマ

物事はいかようにも解釈できる。

良い物事、悪い物事が初めからあるのではない。良いとするのも悪いとするのも、役立つとか役立たないとか、素晴らしいとか、醜悪だとか、いかようであろうとも、解釈するのは結局は自分なのだ。

しかし、どう解釈しようとも、そのときからその解釈の中に自分を差し込むことになることを知っておこう。つまり、解釈にとらわれ、その解釈ができるような視点からのみ物事を見てしまうようになるのだ。

つまり、解釈や、そこから生まれる価値判断が自分をきつく縛るというわけだ。しかし、解釈せずには物事の始末がつけられない、ここに、人生を読み解いていくことのジレンマがある。

(ニーチェの言葉 014より)

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