日々

穏やかな日々を

「永遠の0」の本を読んで

2015年01月30日 01時15分29秒 | 
戦争反対
人間であれば、全員がいうだろう。

でも、零戦については?
空戦については?
特攻は?

知らなかった~TT~

今もその域から抜け出てはいないけど
映画「永遠の0」を見て
ここまでは、今までの戦争認識が変わらなかったけど、
「永遠の0」の本を読んで
人間の真からの恐ろしさを知った。

空戦の様は映画やテレビで何度も何度も見ている
でも、飛行機が爆発し、空を舞いながら墜落していくのを見ていても
この本のように、ひしひしと、それに乗っていた、肉弾を感じることはなかった。

この本は、その、肉のかたまりである
「操縦する人」をひしひしと感じた。

空戦が夢にまで出るほどに
私の脳裏に残った。

映画やテレビの今までの飛行機の飛んでる様は空の模様のように感じていたか?
「永遠の0」の映像も、今までの感じとそう変わっていなかった。

でも、本を読むと、鈍感な私でさえ、飛行機の乗っている「人」を感じることができた。
そして、どんなにか大変な数の命が、飛んで消えて行っていたか、、、、、、、

その「さま」は恐ろしい、
原爆も空襲も恐ろしい
でも、わざわざ、飛行機を作って、訓練をして、空を飛びながら、殺し合いをする。

「大空のサムライ」と自らを言った人はその戦いが真剣勝負の宮本武蔵と佐々木小次郎の如く
感じられたか?

私はこの集団的空の戦いは、まるで、ゲームセンターの、インバーダーゲーム(よく知らないけど)のように感じた。
スーパーマンがいて、実践ゲームをさせている様に感じた。

戦う前に、操縦を誤り、死すことも多くあって、人ではない扱いはおそろしい。

でも、その、この、戦いを、今生きてる人が
「面白い」「わくわくする」「冷戦ファン」と言っている現実に
より恐ろしさ、男と女の違いなのか?
空戦がゲームのようにわくわくと感じて、ファンになっているという感じ方が
よけい、人間のある種の恐ろしさを感じさせた。

戦争はゲームであった・・・・・・・・・・・・・
男のゲームであった。。。。。。。。。。。。
この世の戦いがテロであれ、戦争であれ、男にとっては、面白い感覚を駆り立てるものであったということに、
この本を読んでわかった。

この世の悪、ドイツのヒトラーという人物との戦いは、確かに、悪との戦いであったかと思えるが
過去の集団的戦いは、男の性とも深い関係があるのではと思った。

今、テレビからの映像、ヨルダン、日本、人質、イスラム過激派組織、の事件も
奥底には、過去の人間の性があると感じる。

人とは何か?
人間とは?
コメント
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