午後4時半ごろ、合宿先から帰宅する。
今回の合宿は3時間単位の演習を初日2セット(午後と夜)、2日目3セット(午前、午後、夜)、3日目1セット(午前)の計6セット行った。2日目が一番ハードであったが、昼食から午後の演習(3時から)までの間にみんなで太海(ふとみ)海岸に出てみた。夏の間は海水浴場であったが、その喧騒はすでになく、1人であれば、♪いまはもう秋、誰もいない海・・・とトワ・エ・モアの名曲『誰もいない海』を口ずさむところであるが、16名の大学生が一緒となれば、青春の気配が海岸に漂うのである。
その日の夜は、演習の後、10時から12時頃まで、3Fの食堂横のテラスで、満天の星空の下、肌寒さをものともせず、飲み会が行われ、恋話(コイバナ)に花を咲かせた。女子学生はこういう話が好きである。いや、苦手な者もいると思うが、集団圧力というものが働いて、全員が話をせざるをえない状況であった。初心な語りもあれば、3人の男の中からどれを選んだらいいかしら(勝手にしやがれコノヤロー)という語りもあった。ゼミのテーマは現代人のライフストーリーであるから、恋話もその一環と考えれば、2泊3日、勉強漬けの合宿であった。お疲れ様でした。