フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月5日(月) 晴れのち曇り、一時雨

2010-07-06 02:36:59 | Weblog

  9時、起床。コンビニに食パンとオレンジジュースを買いに行く。春先に近所の野良猫が子を二匹産んだようで、数日前の夜、コンビニに行く途中でその子猫たちを見かけた。近頃は野良猫の社会も高齢化が進んでいて、子猫の姿をあまりみかけなくなっていたので、久々の朗報である。野良猫は増えすぎても困るが、野良猫も住めない街は人間にとっても住みにくいはずだ。ハムステーキ、トースト、レタス、オレンジジュースの朝食。

  現代人間論系の2年生全員に7月29日(木)の夕方から行う「ゼミ・卒研説明会&懇親会」のお知らせメールを出す。何人か、ワセダネットのメールサーバーが容量オーバーでメールが戻ってきた。もしこのブログを読んでいる2年生で「そんなメール届いてませんけど」という人がいたら、メールサーバーが容量オーバーですから、すぐに対処してください。
  午後、2時頃まで仕事をして、それから散歩に出る。「オレンチーノ」で昼食。醤油煮込みうどんを注文。通常は650円だが、ランチタイムは600円のサービス価格になる。卵を入れてもらうので(50円)、結局、650円になるのだが。店内は冷房が効いているが、食べ始めると、額に汗をかく。

  大井町のヤマダ電機に買物に行く。8月で有効期限が切れてしまうポイントが5000円近くあるのだ。ソニーのウォークマン(2ギガのタイプ)がちょうどそのポイントで買えるものだったので、それにする。
  ウォークマンを購入したからではないが、有楽町の「ピカデリー3」でデンゼル・ワシントン主演の映画『ザ・ウォーカー』を観る。原題が『ザ・ウォーカー』なのかと思ったら、そうではなく、『ザ・ブック・オブ・イーライ』だった。「イーライ」はワシントン演じる主人公の名前だから、直訳すると、『イーライの本』。ただし、「the Book」と言えば「聖書」のことだから、『イーライの聖書』となる。さらに言えば、「イーライ(Eli)」という名前は旧約聖書に登場するユダヤ人の預言者イリア(Elijah)から来ているわけだから、『イリア書』と訳すことだってできる。とにかくウォーカーが背中のバックパックに入れて西へと運んでいる本が「聖書」であることは、ネタばれでもなんでもなく、最初から明示されているのだが、映画の宣伝では「世界に一冊だけ残された『ある本』」ともったいぶった紹介のされ方をしている。一番のポイントはそれが聖書であることではなくて、それがどんな聖書であるかなのだ(もちろんそれはネタばれなので書きませんけどね)。
  あの『フラッシュ・ダンス』のジェニファー・ビールズが出演している。1963年の生まれだから、40代半ばなわけだけれど、いや、美しい。気品漂う美しさ。この年代の女優では、彼女と、キャリー=アン・モス、ユマ・サーマン、この3人かな。ああ、もう1人いた。でも、名前が思い出せない・・・。

  
映画館を出ると雨が降っていた

  10時頃、電話がかかってくる。最近、夜によく電話がかかってくる。たいてい長話になる。何でもかんでもメールの時代に、一昔前にもどったような感じがする。

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