フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月15日(日) 晴れ

2009-03-16 02:54:30 | Weblog
  10時、起床。久しぶりの晴天。NHKの将棋対局(森内対佐藤。森内の勝ち)を観ながら、ウィンナーソーセージとキャベツの炒め、大根の味噌汁、ご飯の朝食。もうずいぶん長いこと将棋を指していない。原木中山に住んでいた頃は週に一度は西葛西の将棋クラブに通っていたものだが、8年前に蒲田に引っ越して(戻って)来てからパッタリ指さなくなった。将棋クラブそのものが街からどんどんなくなっていったということもあるし、中原誠や米長邦雄といった長年の憧れの棋士たちのスキャンダルが相次いで将棋界に(将棋そのものにではなく)愛想が尽きたということもあるが、将棋クラブで面識のない人と将棋を指すのが億劫になったというのも大きい。私の棋力は3、4段で、身の回りには相手がいない。だから将棋を指したければ将棋クラブに行って面識のない人と指すか、コンピューター相手に指すしかない。しかし、私は気の置けない(もちろん実力伯仲でなければならない)相手と適当に軽口をたたきながら将棋を楽しみたい。私の老後の夢の1つが、そういう棋友を身近にもつことである。
  午後2時を回った頃、散歩に出る。「ルノアール」でサンドウィッチと珈琲を注文し、1時間半ほど読書。それから先日、バスの中から見て興味をもったJR大森駅山王(さんのう)口前の商店街を歩いてみる。しばらく歩くと「ダイシン」という地元では有名な百貨店があり、その6階の食堂で一服した。レトロでありつつ、今風のところもある、不思議な空間である。蒲田にはこういう場所はもうなくなってしまった(イトーヨーカ堂が撤退してしまったので)。落ち着くというのとはちょっと違うが、気になる場所ではある。また来よう。

         

         

         

         
        
         

         

         

  夜、ETV特集「犬の記憶―森山大道・写真への旅」を観た。東京の街をコンパクトカメラを首からぶら提げて歩く森山を追った番組。昼間でも基本的にフラッシュを発光させて撮っているのが印象的だった。この点だけが私と違う。あとは同じじゃないかな(笑)。いや、彼の写真はモノクロだ。モノクロの方がドラマチックなのは、なぜだろう。

         
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