フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月27日(金) 晴れ

2023-10-28 12:10:49 | Weblog

8時半、起床。

朝のルーティーンをすませて、9時ごろから朝食を作り始める。鍋で湯を沸かしソーセージを2本放り込む、フライパンで目玉焼きを焼く。

トーストを焼く。

珈琲を淹れる。

鍋からソーセージを取り出して、フライパンで表面を軽く焼く。

鍋とプライパンを洗って、コンロの火を消したことを確認する! (昨日は右側のコンロの火を消し忘れた)

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

昨日のブログを書いてアップする。

昼前に家を出て、大学へ。車中ではアマゾン・スクライブで上橋菜穂子『明日は、いずこの空の下』を読む。

大学に着く。

東北学院大学准教授の小林信重さんが研究室にやってこられた。早稲田大学のご出身で、学部や大学院で私の授業にも出ておられた。昨年の早稲田社会学会大会で「『遊びの時代』の『遊び人』ー1972年の堀井雄二と早稲田漫画研究会」という発表をされ、そのとき私は質問をさせていただいたのだが、その後も小林さんは堀井雄二(ゲームデザイナー)についての研究を続けられていて、今日は学会で東京に出て来られたついでに1973年大学入学の私に当時のキャンパスの状況についてインタビューをされに来たというわけである。

キャンパスの様子は彼の在学中と大きく変わったが(とくに33号館高層棟が建ち、記念会堂=早稲田アリーナが地下にもぐったこと)、スロープは昔と変わらない。

この立看の並んでいる様子も。

ランチをしながらインタビューを受けるので、カフェご飯がいいでしょうということで、「タビビトの木」に行く。

窓際のカウンター席に並んで座り、二人ともカオマンガイのセットを注文し、テーブルの上にICレオーダーを置いておしゃべりをしながらの食事。

インタビューの内容は彼がこれから論文等で使われるでしょうからここでは書かないことにしておきます。

余談の中で、小林さんは、「当時、大学院の演習で先生がお話されていた、人生の物語論や清水幾太郎の社会学的評伝の面白さをいまになってとても興味深く思い出します」と言った。裏を返せば、当時は関心が薄かった(面白くなかった)ということですね。いいんです、清水幾太郎研究なんて大人の仕事ですから(笑)。あなたも50歳近くになってようやくその面白さに気づいたというとですね。どうぞ頑張って、堀井雄二についての社会学的評伝を書き上げて下さい。

4限・5限はゼミ。

 前半は3年生のゼミ論テーマ発表。

 「野球の伝統的な坊主は死んだ規則か」

 「聖地巡礼」

 「メイクをする/しない選択について」

 後半は4年生のゼミ論中間報告。

 「日本の若者の容姿問解決への道筋」

 「若者の価値観の変遷ー社会的背景から世代間ギャップを考える」

ゼミを終え、7時過ぎに大学を出る。

昨日に続いて「ごんべえ」で夕食。二日続けて同じ店に入ることはめったにないのだが、昨日は釜揚げうどんだったので、今日はカツ丼にしよう。

ごはんは軽めで。煮汁がごはんにしみたカツ丼である。疲れた体は甘辛い味を求めている。

帰宅して小林さんからいただいたお菓子を食べる。仙台名物「萩の月」である。

定番の美味しさ。

甘いものを食べた後にはしょっぱいもの。柿の種を摘まみながら、『明日は、いずこの空を下』を読む。

結局、一気に最後まで読んでしまった。味わいのある文章だった。私はこの人の書いた本は初めて読んだのだが、この人の作品がTⅤドラマ化されたものは観ていたことに途中で気づいた。『精霊の守り人』という作品である。文化人類学者(専門はアポリジニ研究)とファンタージ―作家の二足のわらじで旅を続けている人である。

そのことを妻に言ったら、妻は上橋さんの作品はたくさん読んでいて、一番最近読んだものを見せてくれた。

次はタラ・ウェストパー『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』をキンドルで読むことにしよう。『明日は、いずこの空の下』と同じく、大学院の演習で学生が発表で取り上げる予定の本(自伝)である。

キンドル・スクライブを購入したことは成功だった。紙の本の小さな活字をリーディンググラス(老眼鏡)で拡大して読むよりも、キンドルで大きなフォントにして裸眼で読む方が目の疲労がずっと少ないことがわかった。老後の読書に希望が出て来た。場所を取らないという点もいい。欠点(?)は紙の本のように中古本というものがないことである。

オンデマンド授業のレビューシートのチェック。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。

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