フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月26日(火) 薄曇り

2013-03-27 08:00:14 | Weblog

  8時、起床。卒業式の翌日というのは、いつものことだが、「ふぅ・・・」という感じである。「一丁上がり、はい、次!」というわけにはいかないのである。いったん脱力して、エネルギー値を引き下げて、それから4月9日(火)の私にとっての授業初日に標準を合わせて、徐々に身体を作っていくことにになる。スポーツ選手と同じだ。  

  昨日撮った写真を整理して、コースナビにアップし、4年生(卒業生)が閲覧し、ダウンロードできるようにする。コースナビは3月末日まで使えるはずだ。

  朝食兼昼食は、赤飯、野菜の煮物、味噌汁。

  午後も3時を回った頃、呑川の桜を観に行く。川面でカモメが休んでいる。  

   自宅から池上本門寺へ向かう区間では、日蓮橋のあたりが一番の桜の見所である。桜並木の枝が川面の上に大きくせり出している。

  自宅に戻る途中、カフェ「あるす」で一服。老夫婦が自宅の敷地に建てたアトリエのような小さな白いカフェである。ココアを注文。老夫婦が二人かかりで作ってくれた。

 

 

   夜、明朝名古屋へと発つ息子との最後の晩餐。料理は母に頼んだ。春巻、海老と野菜の天ぷら、湯葉の煮物、蛤の吸い物など。母がみんなの料理を作るのは久し振りで、「疲れた」と言っていたが、孫に手料理を作ってやるのもこれでしばらくないだろう。母は明後日、86歳になる。  

    新学期最初の授業は4月9日(火)3限の演習「個人化の社会学」だ。今年は去年のような定員なし(0次登録申請者104名全員受け入れ)はやめて、他の演習と同じ定員40名でやることにした。コースナビで開講前科目のリストをチェックしたら、すでに40名の学生が登録されていた。全員現代人間論系の学生で、3年生以上が6名、あとの34名は2年生だ。名簿をプリントアウトしてながめていたら、見覚えのある名前がチラホラ混じっている。基礎演習やライフストーリーの社会学を受講した学生たちだ。現代人間論系へようこそ。

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