フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月6日(火) 晴れ

2021-04-07 11:39:22 | Weblog

8時、起床。

トースト、ポタージュスープ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

朝食を食べながら、本日の『おちょやん』を観た後、昨日のブログを書きながら、昨日録画した中村昌也主演の春ドラマ『珈琲いかかですか』の第一話を観る。第一話といっても、実質的には20分ほどの尺のエピソード二話で構成されている。丁寧に淹れた珈琲をキッチンカーで販売する主人公が心が折れそうな人たちを癒すという話だが、主人公は何やらわけありの人物で、どこかの組織に追われていて、だから同じ場所に長く留まっていることができないという『逃亡者』のような設定である。癒し系サスペンスドラマとでも呼ぶべきものである。

オンデマンド講義「日常生活の社会学」の初回のコンテンツ一式をネットにアップする(公開は木曜日から)。

自宅を出て、大学へ。春学期の授業は昨日から始まったが、私にとっては今日の5限の演習(現代人と社交)が最初の授業である。教室での授業は5か月ぶりである。学生も緊張しているだろうが、教師の方も緊張している。授業ってどうやるんだっけ(笑)。

蒲田駅で通勤定期をとりあえず1か月分購入。春学期は4月から7月の4か月間で、定期は1か月、3か月、6か月だから、1か月+3か月のパターンにする。コロナの状況が今後どうなるか予断を許さないから、とりあえず様子見である。

早稲田に着いて、キャンパスに行く前に、昼食だ。

馬場下の交差点から南門前の商店街を本部キャンパスの方へ。

「たかはし」に入る。

鶏そぼろ丼にしようか。

閉店(2時)間際に入ったので、客は数人だったが、女将さんに聞いたら「昨日から急にお客さんが増えてあわてました(笑)」とのことだった。大学街に人が戻ってきましたね。

鶏そぼろ丼(ごはん少な目で注文)。

鶏そぼろ丼は『ごんべえ』でもたまに注文するが、あちらは鶏そぼろ一色。こちらはいり卵との二色丼。二色丼の方が味わいが単調にならなくてよいように思う。

馬場下の交差点の鯛焼き屋でお八つを買う。

スロープ横のメタセコイヤの新緑。

39号館(第二研究棟)横の公孫樹の新緑。

お八つタイム。

研究室の片づけや授業の支度をして、5限の授業に臨む。33号館333教室。「3並び」だ。35人定員の演習にしては広めの教室なのはもちろんコロナの感染予防のためである。演習は、講義とは違って、学生の発表が中心に授業が展開されていく。とはいっても、すぐに来週から発表というわけにはいかないから、最初の6回ほどは私が主導で進めていく、それまでにレポート(授業の発表のためのもの)を提出してもらって、7回目からは(15回まである)、毎回4人の学生に発表をしてもらう。レポートのテーマはもちろん「社交」であるが、「友人」「サードプレイス」「ネット」というのをトピックの例として示しておく。文献リサーチとフィールドワーク(実践)の両方を視野に入れて取り組んでほしい。・・・といった説明を一渡りした後で、名簿順に5人ずつ前に出てもらって自己紹介。自己紹介は社交の始まりである。それぞれの自己紹介の後に私や他の学生からの質問に答えてもらう。会話は社交の核となるものである。社交的会話に必要なものは、適切な距離とそれを楽しむ気持である。時間の関係で今日は20人までで終了。続きは次回に。

授業を終えて、研究室で学生との面談を30分ほど。

7時半に帰宅して、すぐに夕食。ロールキャベツ、サラダ、ごはん。春キャベツの美味しい季節だ。

食後のデザート。

食事をしながら昨日から始まった『イチケイのカラス』(録画)を観る。訳あって弁護士から判事(刑事担当)に転じた入間みちお(竹野内豊)が主人公。自由奔放な入間と同僚の堅物の判事井出伊織(黒木華)との関係は、『HERO』の久利生公平(木村拓哉)と雨宮舞子(松たか子)に似ている。入間のふるさと納税好きは久利生の通販好きと呼応している。ただし「訳あって」の部分が『HIRO』にはない部分で、たんなる判事版『HIRO』とはならないだろう。

やはり授業初日は疲れている。オンデマンド授業の収録は今夜でもいいかなと思ったが、昨夜やっておいて正解だった。

風呂から出て、『ジェットストリーム』を聴きながら、今日の日記を付ける。

2時、就寝。

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