フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月16日(金) 晴れ

2018-02-17 18:26:50 | Weblog

7時半、起床。

トースト、ウィンナー&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昼食はいつものように外に食べにいくつもりだったが、男子フィギアのショートプログラムをリアルタイムでテレビ観戦していたら出るのが遅くなってしまった。それに加えて、野良猫のナツが部屋に上がっていて、私が外出しようとしても外に出る気配がない。 そのままにして家を出たが、あまり長い時間そのままというわけにもいかない(妻は今日は仕事で出ている)。

「そば新」でうどんをすすることにする。 

コロッケと竹輪天をトッピング。 

これだけでは物足りないので、「ちよだ鮨」で鉄火巻を買って帰る。 

 ついでに「ルージュ・ブランシュ」でお八つも買って帰る。

 帰宅して昼食の続きの鉄火巻を食べる。鉄火巻にしては赤味が薄いように思われる。私はトロも好きだが、赤身も好きで、とくに鉄火巻はネギトロではなく赤身でないといけない。先日、「パン日和あをや」に行ったとき、奥様が寿司屋に行って鉄火巻を注文したら、「サービスしときますね」と言ってトロ巻を出したそうである。しかし、奥様は赤身の鉄火巻が食べたかったので、全然嬉しくなかったとのこと。その気持ちはわかります。世の中、赤身よりもトロを上に見る風潮があるが、ご飯と一緒に食べるときは、断然赤身の方が美味しいと思う。すっきりした味わいの赤身の刺身にたっぷり醤油を付けて白いご飯にのせて食べるときの美味さは「なんともいえない」(池波正太郎風)。トロなんてものを知らなかった子ども時代、夕食に赤身の刺身が出てくると、私はそれだけで何杯もご飯を食べたものである。あの頃の赤身はもっとずっときれいな赤い色をしていたように思う。ついでにいうと、それをフライにしたもの(鮪フライ)も私は好きだった。いま、鯵フライを出す店は多いが、鮪フライを出す店は少ない。残念なことである。

お八つはマドレーヌ。 

野良猫のナツと家猫のハルがドア越しに見つめあっている。ナツがいるのは二階の廊下で、ハルがいるのは居間である。 

ナツが近づいてきて、ガラス越しに顔を寄せ合う。ナツは雌、ハルはオスで、年齢はほぼ同じである(15歳くらい)。もし外で出会っていたら恋に落ちていたかもしれないふたりだが、身分の差(野良猫と家猫)はそれを許さない。ふたりが同じ空間を共有することはない。 

「所詮私は野良猫。おぼっちゃん育ちのハル君にふさわしい雌猫でははありません」 

「じゃあ、そろそろお暇いたします」と言って、ナツは階段を下りて行った。 

妻は風邪を引いたようである。朝、家を出るときから風邪気味だと言っていたが、帰宅してさらに悪化している。夕飯の支度はしないでよいから寝てもらう。夕食はベーグを買ってきたので、自分はそれを食べるという。 私は昼食が遅かったせいでまだお腹は空いていない。

9時ごろになって、ようやくお腹が減ってきたので、「中華つけ麺大王」に食べに行く。

 チャーシューつけ麺を注文。野菜炒めをスープに入れて、チャーシューを4、5枚のせたものが出てくる。汁はそれほど濃くないので、野菜炒めチェーシュー麺から麺を抜いたような感じだ。

 ここに改めて麺を入れて食べる。

客は全員男性の一人客で、全員カウンターで食べている。「マンダム」、男たちの世界だ。チャールズ・ブロンソンがカウンターにいてもおかしくない。 

1時半、就寝。 

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