フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月8日(水) 雨

2018-08-09 11:12:44 | Weblog

7時半、起床。

サラダ、牛乳、紅茶の朝食。今日は普段より早い時間にランチを食べる予定なのでトーストは抜いておいた。

10時半に家を出て大学へ。台風が近づいているが、雨が強くなるのは夕方からだろう。今日は夏休み中も大学に出る週に一度(水曜日)のオフィスアワーの日。卒研の相談が一件、ゼミ論指導が一件入っている。夜、卒業生が仕事終わりに研究室に来る約束もあったが、こちらは延期にした。

地下鉄の駅を出て、郵便局で簡易書留を出す。

「あゆみブックス」を覗いたら『MONKEY』の夏・秋号が出ていたので購入。特集は「アメリカ短篇小説の黄金時代」。1950年代のアメリカの短編小説の中から、村上春樹がジョン・チーバーの作品を6篇、柴田元幸がチャールズ・ブコウスキー、シルヴィア・プラス、ウィリアム・ゴイエン、ジェームズ・ボールドウィンを各1篇訳している。加えて村上と柴田が「チーヴァ―とその時代」をテーマに対談(タイトルは「小説に大事なのは礼儀正しさ」が載っている。読み応え十分の一冊だ。

昼食は卒業生(論系ゼミ1期生)で大学職員(国際部)でもあるユミさんと「フロハン」(フロム・ハンド・トゥ・マウス)で食べる。店には私が先に着いた。「CLOSED」の札が出ていたので、今日は定休日なのかと思ったら、中で掃除をしている人が見える。ドアを開けて「開くのは何時からですか?」と尋ねたら「あっ、いま開けます」と開けてくれた。

ほどなくしてユミさんもやってきた。

私はパンとスープのセット、彼女はクレープ(チキンとチリソース炒め&カレーポテト)を注文。ドリンクは食事の後で。

パンとスープとサラダとミニオムレツ。朝食がトースト抜きだったので、パンが食べたかった。もちもちしたパンの中にリンゴが入っている。マダムが(お替りいかたですか?」と言って下さったのでもう1ついただく。

彼女が注文した食事クレープは「フロハン」の看板メニューである(中身はその日その日で変わる)。

食後のドリンクは私はアイスティー。

彼女はホットコーヒー。

ユミさんは先週、30歳になった。「30歳になって気持ちがとても楽になりました」と彼女は言った。その気持ちは分かる気がします。さきほど郵便局で購入した「ふみの日」の記念切手のシート(葉書用)を差し上げる。ささやかな誕生日プレゼントだ。SNS全盛の時代だが、そういう時代だからこそ、あえて葉書を出すことは気持ちのゆとりを生むのではないでしょうか。

彼女の近況を聞いたり、二人の共通の話題である『半分、青い』のことなどでおしゃべりをしていたら、お昼休み(彼女の)はあっという間に過ぎた。また会いましょう。10年後、あなたが40歳になったときも、こんなふうにカフェでおしゃべいができたらいいですね。20年後・・・それは無理かもしれない、私が(笑)。

馬場下の交差点。雨脚はまだそれほどでもない。

キャンパスの中庭。夏休みキャンパスに人影はまばらだ。

オープンキャンパス用だろうか。

1時からN君の卒研相談。卒研(卒業研究)とはゼミに所属せずマン・トゥー・マンで担当教員の指導を受けながら行うものである。3年生の秋に研究内容についての申請書を提出して、指導教員が決まる(実際の指導は4年生になってから)。3年生の夏休みは指導を希望する教員とコンタクトをとって相談する時期である。ゼミ論を含めて年間に指導できる学生数には上限があるが(20名)、いまの3年ゼミ生は16名なので、卒研は4名まで担当可能である。論系の垣根を越えて、他論系の学生も受け入れ可能である(要事前相談)。

2時からHAさんのゼミ論指導。

多くの会社では今日は早上がりを奨励しているようなので、夕方の電車は混みそうだ。雑用を片付けて、4時半頃、大学を出る。

東京駅丸の内北口前の風景。

 蒲田に着いて、駅ビルの「無印良品」で買い物をして帰る。ここは本当に安い。

夕食は私のリクエストは「phono kafe」で購入した玄米ラーメンにしてもらう。

玄米ラーメンは数種類あるが、私は味噌ラーメンをチョイス。野菜炒めとゆで卵を入れて。

デザートは桃。生協の「糖度保証」の桃だ。甘くて美味しい。

卒業生で俳句仲間で書道家の恵美子さんが、ここ数日の自身のブログで旅行日記を連載している。とても読ませる文章である。彼女は文章家でもあります。→ こちら

深夜になっても雨脚はそれほどでもないが、さすがにウォーキング&ランニングは無理だ。

2時半、就寝。