大橋社労士の気まま日記

仕事上のエピソードや日常の出来事、日頃興味を持ったことなどを随時ご紹介していきます。

コンサルのお仕事

2008-10-10 10:02:41 | Weblog
今日は珍しく?仕事のお話をいたしましょう。

昨日は午前中に顧問先にて事業主さんへのコンサル。午後は地元の国分寺市役所で「市民相談会」でした。

午前中に話題に上がったのは主に「様々な方法で募集をかけても全然人が集まらない。なんかいい方法はないのか?」ということと「突然仕事に来なくなり行方をくらました人がいるんだけど、どういう処遇をしたらよいか?」の2点。
(ここは新聞販売業。ネットに押され部数が伸びぬ中、勤務もどうしても不規則になりがちなので人のやりくりは大変なようです。)

午後の相談は2件ありました。
(守秘義務があるのであまり詳細な内容は書けません。ご容赦下さい。)

1件目は「仕事が自分に合わないから会社を辞めたいのに会社が辞めさせてくれない。退職願いも受理されず困っている。どう対処したらよいか?」
→これについては民法627条の雇用解約の部分をご説明して、出すもの(退職届)出せば一方的に雇用契約は解約できるので、法律上の期限(2週間)になったら会社に行かなくてもよいこと、退職届の上手い書き方や退職にあたり会社に返すものorもらうべきものなどのアドバイスをいたしました。

2件目は「社会保険に加入したいのに、会社が未適用なので入れない。催促しても費用(保険料の会社負担)が捻出できないのでダメと言われる。最近ようやく変わってきたと思ったら『その代わり保険料は自己負担を8割にする』などと言われた。素人的にもおかしいと思うが、専門家から見てどうなのか。」と。

未だに制度そのものをご理解いただいていない会社は数多いです。これは開業してから幾度となく実感しています。
会社勤めの頃は「会社は社会保険に入っているのが当たり前」「福利厚生や給料もきちんとしていて当たり前」などと思っていましたが、どうも世間一般は違うようですね。

また、世の中、景気が上向きで求人倍率や失業率も回復してきているとも言われていますが、それは大手や一部の成功した企業だけのお話。中小零細企業は毎日ギリギリの所で勝負しているのです。
そんなことを実感した一日でした。

それでは、明日から3連休の方も多いでしょう。どうぞ有意義な休日をお過ごし下さい。
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自分の評価と他人の評価

2008-10-04 22:17:04 | Weblog
もう10月ですねえ。
最近、月日の経つのがホントに早い!

でも、気候はとても過ごしやすくて爽やかな日が多いですよね。これが1年中続いてくれたら・・・なんて勝手なことを考えてもしまいます。


さて、みなさんは「自分の性格」をどのように評価していますか?

私の場合、けっこう自分の評価と他人の評価が一致しない(正反対になる)ことが多いです。

人からは「落ち着いた感じで優しそう」とか「一途で几帳面でまじめそう」とかよく言われます。あと、「頑固だ」とか「こだわりが強い」とかもよく言われます。
が、自分では「せっかちで気が短くて自己中心的」かつ「面倒くさがりで気が変わりやすい」と思っています。
そうそう、「あがり症でいざという時に一歩引いてしまう」傾向もあります。

まあ、私のことをよ~く知る人は後者に近い印象を持っているでしょうし、頑固だとかこだわりが強いという部分では大いに納得していますが(笑)。
でも、この“温度差”はどこからきているのだろう?

ただ、頑固で気が短いなどというのはあまりいいことではないので、なるべく直そうという努力をしています。なので、以前よりはいくぶん改善されてはいるでしょう。
それから、なるべく積極的に・・とも心がけていますが、なかなか自分の性格は変えられないものですね。


社労士的に少し話の角度を変えますが、「人事考課」の際にもこのような評価の差は必ず表れます。

たいがいの場合、他人(上司)の評価の方が辛くなります。
元々、人間は自分を甘く評価してしまいがちなのです。
自分が100点と思えば上司は80点、自分が80点と思えば上司は60点ちょっと。というように、おおよそ他人の評価の方が自分の評価よりも2割程度悪くなることが多いのです。

そう、「労働問題」の主たる原因がまさにここにあるのです。
「オレはこんなに頑張っているのに会社から正当に評価されていない」とか「私はこんなに会社のために働いてきたのに何で“肩たたき”をされなきゃいけないの」といった事態になるのは、このお互いの“温度差”が原因なのです。

みなさんはどのように自分を評価されていますか?
そして、他人の評価と一致していますでしょうか?


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