今回は月に一度の「ためになる話シリーズ」です。
前回の内容を踏まえて、具体的な方法等について少し踏み込んで述べてみたいと思います。
◎「報・連・相」は先輩から新入社員へ
これは何も対新入社員に限ったことではなく、普段の「上司と部下」の関係においてもいえることでしょうが、一般に思われているのとは逆で「先輩(上司)→新入社員(部下)」となるのが理想です。
上の立場の人が、ウチの部下はちっとも報告も連絡も相談もしない・・と不満に思いながらただ待っていてはいけません。自分から会社やその部署の方針などを伝え、普段から積極的にコミュニケーションを図っていきましょう。そもそも、入社したての方々はただでさえ先輩達には話しかけにくいはずですから、発想を逆にすれば、自然と色々な話が上がってくるに違いありません。
「心を開くことのできる身近な先輩」こそが、若手や新入社員を定着させ、彼らを社会での活躍の場に導き出すことができるのだと思います。
◎「フリースペース」という“場”の活用
少々規模が大きくて従業員数もある程度いる会社さんですと、社内のどこかに「フリースペース」を設けることも得策かと思います。イスと机にちょっとした飲み物がフリーになっているようなイメージの“場”を社内のどこかに設けるわけです。
ここ最近は社内旅行や各種行事など、従業員さん相互が交流できるイベントが少なくなっていることもありますから、いつでも自由に利用できるコミュニケ-ションスペースとして大きな役割を発揮すると思います。また、社内でもメールだけでやり取りすることも多い昨今ですから、直接顔を合わせてコミュニケーションができる“場”はそれだけでも貴重です。
◎フォローアップ制度の実施
新入社員さんが入社しておおよそ半年ぐらいの時期には、ぜひ「フォローアップ研修」のようなものを開催しましょう。
この時期は、だいぶ職場の雰囲気や仕事の内容に慣れてくる時期であると同時に、様々な面で壁に当たり出す時期でもあります。ここで放っておくかきちんとケアするかで、その後の「定着」に大きな差が出るのです。
具体的には、これまでの半年間の振り返りをしつつ、今後の自己啓発点や目標を再確認します。もちろんですが、どちらかからの一方的なものではなく、上司や先輩などと一緒に“共に考えながら”行なうのがよいでしょう。
そこまでやらないとダメなのか? という声も聞こえてきそうですが、(前号でも書きましたとおり)耐えながらでも同じ会社でずっと頑張ればいつかは報われるようなご時勢ではありませんから、せっかく選んで入社してもらった方々におかしなレッテルを貼られたり、そっぽを向かれないような会社の体質を作り上げていって頂きたいと思います。
前回の内容を踏まえて、具体的な方法等について少し踏み込んで述べてみたいと思います。
◎「報・連・相」は先輩から新入社員へ
これは何も対新入社員に限ったことではなく、普段の「上司と部下」の関係においてもいえることでしょうが、一般に思われているのとは逆で「先輩(上司)→新入社員(部下)」となるのが理想です。
上の立場の人が、ウチの部下はちっとも報告も連絡も相談もしない・・と不満に思いながらただ待っていてはいけません。自分から会社やその部署の方針などを伝え、普段から積極的にコミュニケーションを図っていきましょう。そもそも、入社したての方々はただでさえ先輩達には話しかけにくいはずですから、発想を逆にすれば、自然と色々な話が上がってくるに違いありません。
「心を開くことのできる身近な先輩」こそが、若手や新入社員を定着させ、彼らを社会での活躍の場に導き出すことができるのだと思います。
◎「フリースペース」という“場”の活用
少々規模が大きくて従業員数もある程度いる会社さんですと、社内のどこかに「フリースペース」を設けることも得策かと思います。イスと机にちょっとした飲み物がフリーになっているようなイメージの“場”を社内のどこかに設けるわけです。
ここ最近は社内旅行や各種行事など、従業員さん相互が交流できるイベントが少なくなっていることもありますから、いつでも自由に利用できるコミュニケ-ションスペースとして大きな役割を発揮すると思います。また、社内でもメールだけでやり取りすることも多い昨今ですから、直接顔を合わせてコミュニケーションができる“場”はそれだけでも貴重です。
◎フォローアップ制度の実施
新入社員さんが入社しておおよそ半年ぐらいの時期には、ぜひ「フォローアップ研修」のようなものを開催しましょう。
この時期は、だいぶ職場の雰囲気や仕事の内容に慣れてくる時期であると同時に、様々な面で壁に当たり出す時期でもあります。ここで放っておくかきちんとケアするかで、その後の「定着」に大きな差が出るのです。
具体的には、これまでの半年間の振り返りをしつつ、今後の自己啓発点や目標を再確認します。もちろんですが、どちらかからの一方的なものではなく、上司や先輩などと一緒に“共に考えながら”行なうのがよいでしょう。
そこまでやらないとダメなのか? という声も聞こえてきそうですが、(前号でも書きましたとおり)耐えながらでも同じ会社でずっと頑張ればいつかは報われるようなご時勢ではありませんから、せっかく選んで入社してもらった方々におかしなレッテルを貼られたり、そっぽを向かれないような会社の体質を作り上げていって頂きたいと思います。
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