大橋社労士の気まま日記

仕事上のエピソードや日常の出来事、日頃興味を持ったことなどを随時ご紹介していきます。

「プラス受信」のすすめ

2009-10-31 13:04:26 | Weblog
今回は、月に一度の「ためになる話」シリーズです。


常日頃から「プラス思考」でいたいものですが、昨今のご時勢がら、何かとマイナス思考に陥りやすいことも多いですね。
今回は、物事をできる限り「プラス受信」するコツなどをお話ししたいと思います。

◎「他者責任」と「言い訳」の排除
困難な状況や自分に不利な状況に遭遇すると、ついつい「人のせい」にしたり、言い訳をしたくなってしまいます。
が、そこでいかに「自己責任」で物事を捉え、「どうしたらよくなるのか」を考えることが重要です。
つまり、どのような事態に遭遇しても、その出来事をどのように受け止めたら次のシーンにつながるのかを考えるということです。

そもそも、都合が悪いと感じることは、都合が悪いように考えたからにすぎず、その物事が起きたことが問題なのではなく、それを私たちがどのように受け止めたかが問題なのです。

◎「客観的」「好意的」「機会的」に受け止める
その場の感情に流されず、冷静・客観的に物事を受け止めてみましょう。
人は、都合の悪い事に出会うと安易に感情に流されてしまう傾向にあります。ただ、自分の身の回りに起こる物事は、その9割以上が自分自身に原因があって起こるものだと言われてもいます。
起こった物事の本当の「源」が認識できれば、その改善もスムーズにいきます。

次に、相手の言ったことやしたことを「好意」として受け止めてみましょう。
例えば、厳しくて口の悪い上司がいたら「自分の成長のためにわざと厳しくしてくれているのだ」と考えることであり、不平・不満ばっかり言う社員がいたら「今の会社にある問題点をきちんと指摘してくれてありがたい」と考えることです。

そして、問題や障害を何ごともチャンスとして受け止めてみましょう。
もし自分が「不便だ」と感じたことは、それはビジネスチャンスになり得ますし、会社の業績が悪い時ほど改革のチャンスとなり得るのです。
自分に降りかかってきた問題というのは、逆にそれを解決できれば同じように困っている人たちの役に立つことができるのです。

「プラス受信」とは、自立型姿勢で生きていく上での礎となるものです。どんな物事も、自己中心的、感情的、反感的、危機的に受け止め(これを「マイナス受信」といいます)ては、自分自身が損をすることになります。

自分に降りかかってきた問題は、自分自身にとってはもちろんのこと、未来の社会に役立つための大きな意義や意味のあるものです。

すべては受け止め方の違いであって、どんな出来事が起きたのかが問題なのではありません。
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